NikkenkyoNews Vol.22 2020年度 日建協ビジョン検討委員会を開催

日 時:2020年11月16日(月) 13:30~17:10
於:ワイム貸会議室 高田馬場 3A会議室


委員会の様子

日建協では、10年後の建設産業のあるべき姿やありたい姿、そして日建協のあるべき姿を議論する場として、日建協ビジョン検討委員会を設置しています。

第1回目となる今回は、現状認識として「日本社会や建設産業を取り巻く環境と課題」について日建協より説明した後、各委員の考える「建設産業の現状の課題と未来像」について発表、質疑を行いました。

■各委員から発表された「現状の課題」は以下の通り(抜粋)
・労働人口減少や少子高齢化による担い手不足
・3K(きつい・きたない・危険)や旧態依然の体質といったネガティブイメージが先行
・海外企業が参集しづらく閉鎖的産業であるが故、競争力に乏しい
・低賃金(主に技能労働者)
・長時間労働の慢性化
・転勤・異動が多い

■各委員から発表された「未来像(あるべき姿)」は以下の通り(抜粋)
・身近な憧れの産業になる
・賃金・労働条件・労働環境(技能労働者も含めて)が他産業並みになる
・転勤・異動が少なく単身赴任率が他産業並みになる
・女性が生き生きと働ける産業になる
・新3K(給料が良い・休暇が取れる・希望が持てる)の好イメージが定着する
・請負構造以外の収益構造を確立する

同委員会では今後、若手組合員の意見交換会を含めて3回にわたり議論を交わし、日建協リーフレット(2030日建協ビジョン)として取りまとめる予定です。

  


◆ 委員会メンバー

安藤ハザマユニオン   妹尾  聡
奥村組職員組合     外木場 康将
五洋建設労働組合    埴岡 大哲
佐藤工業職員組合    杉浦 佳樹
シミズユニオン     宮越  優
銭高組労働組合     伊藤 祐二
東洋建設職員労働組合  水田 浩史
戸田建設職員組合    伊藤 俊助
飛島建設労働組合    持田 哲郎
西松建設職員組合    清水 一貴
フジタ職員組合     香川 敬祐
三井住友建設社員組合  神藏 淳貴

以上12名