時短アンケートってどんな意味があるの?
日建協では毎年11月に時短アンケートを行っています。このアンケートは加盟組合員1万人を対象にした労働時間に関する調査です。この調査で得られたデータがどのように活用され、皆さんにどのように関係してくるのかをご紹介します。
会社に組合員の労働実態や意識を伝えて改善を促す
加盟組合間での比較によって自社の労働実態が浮き彫りに!
皆さんの組合でも、アンケート結果をもとに会社に対して労働環境の改善を要求しています。
行政や業界団体の政策立案のデータになる
ゼネコン職員の大規模で継続的な労働実態調査データは日建協だけ!
日建協では約50年前からゼネコン職員を対象とした大規模な労働実態アンケートを行い、調査・分析しています。同様のデータは他にはなく、国土交通省をはじめとした官公庁や業界団体の政策立案にあたっての参考データとして用いられます。また、国土交通白書に引用されるなど、建設産業の労働実態を把握するためのデータとしても認知されています。
広く一般社会に知ってもらう
各種メディアなどに発信し、広く一般社会に組合員の労働実態や意識を知ってもらう!
マスコミや研究機関などにアンケート結果を情報発信し、記事や論文に掲載されることで業界内だけでなく、一般社会の皆さんの理解につなげます。
時短アンケートは、ここでご紹介した以外にも労働環境改善、産業の発展にむけて幅広く活用されています。ただ単に「労働時間が長い・休みが少ない」と言うだけでは伝わりません。時短アンケートのように質および量の充実したデータを基に、様々な主体に訴えることがとても効果的です。
日建協では、引き続きゼネコン職員の労働実態を産業内外に伝え、建設産業の労働環境の改善を促します。
これからも時短アンケートをはじめ、日建協の各種アンケートへのご協力をよろしくお願いいたします。