NikkenkyoNews Vol.02 第29回建築生産シンポジウムで民間建築提言について発表!

 

熱心に建築提言の内容について説明する
日建協 柴田前局次長

建築工事作業所の

労働環境改善をめざして

 

日付 2013年7月25日(木)

於 建築会館ホール

 

日建協では、一般社団法人日本建築学会が主催する第29回建築生産シンポジウムで、「建築工事作業所の労働環境改善をめざして」と題して、民間建築提言について発表しました。この発表は、建築アドバイザーの紹介を受けて実現致しました。

当日は、建築作業所で働く組合員の厳しい労働環境およびその要因を伝えた上で、建設産業の魅力向上のためには、私たち働く組合員の長時間労働の解消が不可欠であり、そしてその解消には、過度に短い工期設定を見直し、休日に閉所できる環境づくりを産業全体で考えていく必要があることを強く訴えました。

また、過度に短い工期設定を見直すにあたり、民間の工事では工期が適正であるか否かを判断する基準すらも無いことから、『日建協標準工期』*を用いた概算工期の把握が適正な工期の確保につながることを伝えました。

 

日建協では今後も、働く全ての人たちがきちんと休める適正な工期で受発注ができるルールづくりにむけて取り組んでいきます。

 

※『日建協標準工期』はこちらから→http://nikkenkyo.jp/downL/teigen/2012.09hyojun-kouki.pdf