NikkenkyoNews Vol.02 60周年記念講演&祝賀会を開催しました
於:ホテルラングウッド(東京都荒川区東日暮里)
2014年8月1日(金) 15:00~19:00
日建協は8月1日(金)、結成60周年記念講演・祝賀会を開催し、多数の来賓の出席のもとで盛大に60年の節目を祝うとともに、これまでの歴史を礎にさらに活動を前進させていくことを約束しました。
日建協の歴史は、1954年に16の加盟組合、約9,000人の組合員とともに建設産業労働組合の全国統一組織として、その歩みをスタートさせたことに始まります。そして2014年の今年、60周年の記念すべき年を迎えました。
記念講演会では、(一財)建設業振興基金 内田理事長を講師に迎え、「人材危機をどう乗り越える」をテーマにお話しいただきました。内田理事長からは、様々なデータを基にし、若者や中堅社員、そして女性が皆活躍できるには何が必要かといった観点で多くの課題やその解決策を提示いただきました。建設産業に携わる全員で、人材不足というテーマから建設産業の将来を今一度考えることが、これから進むべき魅力ある建設産業の創造に役立ったのではないかと考えます。
記念祝賀会では、冒頭に植村議長から「節目の年を迎えられたのは変化の激しい建設産業で幾多の困難を乗り越えられてきた諸先輩方の尽力の賜物であると当時に、活動を支えてくれた加盟組合、そして加盟組合企業を始め関係の皆さんの力があってのもの」と謝意を述べた上で「変化していく時代情勢をしっかりととらえ、組合員の労働環境の改善につなげていくために、日建協は今一度活動の真意を問いなおし、魂のこもった活動を展開していく」と決意を述べました。来賓挨拶として、連合の古賀会長、国土交通省土地・建設産業局の毛利局長、厚生労働省職業安定局の広畑部長、内閣府大臣官房の久保田審議官、日建連の坂山専務理事、そして国際建設林業労働組合連盟日本協議会(BWI-JAC)の岩崎議長より祝辞をいただきました。来賓を交えて鏡割りを行ったあと、加盟組合代表のフジタ職組大石委員長の発声で乾杯が行われました。祝賀会には、加盟組合及び加盟組合企業の皆さん、連合を始め労働運動の仲間の皆さん、そしてマスコミ関係者など約250名の方々が出席され、日建協の新たな門出をお祝いしていただきました。
植村議長の挨拶にもあったように、日建協は諸先輩の力はもちろん、加盟組合及びその組合員の皆さんのご支援があってはじめて60年の節目を迎えることができたと考えます。今後も、魅力ある建設産業の創造、そして組合員の皆さんのワーク・ライフ・バランスの実現をめざして、さらに今後も活動を続けていきたいと思います。これまでと同様、日建協に対して熱いエールを送っていただければ幸いです。
(60周年記念講演&祝賀会の様子は機関誌「Compass」Vol.802 9月号で特集します。お楽しみに。)