ちょっとひといき・・・スカイツリーにいってきました。

2008年7月の着工以来、日本中が注目していた「東京スカイツリー」がついに2012年5月22日、オープンしました。全高634mは、2012年現在、自立式電波塔としては世界一の高さで、人工の建造物としても、ブルジュ・ハリファ(ドバイ)の828mにつぐ世界第2位の高さです。 建設産業に携わる者として、世界に誇れる超高層タワーに早く登ってみたい一心でインターネットにて応募したところ、抽選に当たった私たちは、オープンから約1週間後、天空の世界に行ってきました。その感動をみなさんにお伝えします!


東京スカイツリーは、東京タワーの建造時(1957~1958年)に比べて鋼材の品質や溶接技術、各種構造計算などの設計技術、基礎部の特殊な工法が飛躍的に進歩したことにより、東京タワーの建築面積を大きく下回る面積で、建設が可能となっています。

また、主要接合部が溶接によって建設されており、鋼管同士を直接溶接接合する分岐継手を採用し、溶接はすべて手作業で行われたそうです。この東京スカイツリーは、日本が育んできた技術の結晶とも言えるでしょう。

 

1階でツリーの鋼管部分を間近に見ることができます。
ここでチケットを受け取ります。いよいよ未知の高さへと思うと、胸の高まりが収まりません。

 

エレベーター内部。40人乗りが4基あります。分速600mで、展望デッキまで約50秒で到着します。

高さ35mの展望デッキ。展望デッキからエレベーターに乗り、高さ450mの展望回廊へ。最後の高さ5mはスロープになっていて、自分の足で登ります。

  

ゲストがいける最高地点          ソラミちゃんが現在地を教えてくれます。

 

右側の建物は商業施設「東京ソラマチ」      まるで飛行機の上から見ているようでした。

日本の建築技術はすごい !!

今回東京スカイツリーに初めて訪れて、あまりの巨大さに度肝を抜かれました。この巨大な建築物を3年半で作り上げた日本の建築技術の高さに、同じ建設産業に携わる者として誇りを感じました。このプロジェクトに携わった方のご苦労を思いながら、みなさんもぜひ東京スカイツリーに行ってみてはいかがでしょうか。