NikkenkyoNews Vol.31 【建設産労懇】 建設産業労働組合懇話会 第15回総会を開催

於:ホテルラングウッド(東京都荒川区東日暮里)
2015年12月14日(月)

 

挨拶する田中議長

挨拶する田中議長

建設産業の産業別労働組合などで組織する建設産業労働組合懇話会(通称:建設産労懇)は、第15回総会を開催しました。建設産労懇は1986年1月に組織された会議体であり、全電工労連・基幹労連建設部会・道建労協・通建連合・長谷工グループ労組・日建協からなる組合員数総勢約10万人の組織です。

プロトレイルランナーの小川壮太氏の講演

プロトレイルランナーの小川壮太氏の講演

建設産労懇では、建設現場を抱える産別組織等が一同に集まり、情報交換・問題意識の共有、そして労働環境改善にむけて協働した取り組みを進めており、統一土曜閉所運動をともに行っているほか、賃金交渉の状況や労働条件・諸制度に関する情報交換、各組織の行うセミナーへの相互参加、提言活動に関する意見交換会など、さまざまな取り組みを行っています。

総会では、建設産労懇会長を務めている日建協田中議長の挨拶にはじまり、各組織の1年間の活動報告と次年度の活動方針が報告され、来期の運営委員が選出されました。総会後には、プロトレイルランナーの小川壮太選手の講演が催され、近年、ブームの兆しをみせているトレイルラン二ングについて、自身の国際大会の経験などを交えてお話いただきました。小川氏のトレイルラン二ングの普及に使命感をもって取り組む姿勢や、プロとして結果にこだわることの大切さや厳しさについてのお話を聞くことができ、私たちの活動にとっても大いに参考となる有意義な講演でした。

 

建設産労懇は2016年に設立30周年を迎えます。これからも、同じ建設産業で働く仲間として、力をあわせて建設産業の諸課題に取り組み、建設産業をより魅力あるものにしていきます。