日本の珍しい祭 Vol.2 ・・・ 大山祇神社御田植祭
全国にはまだまだ一風変わった祭りが多数存在します。「日本の珍しい祭」 第二弾をご紹介します。
豊作を祈念し、16名の早乙女が雅楽に合わせて苗を植える
瀬戸内海に浮かぶ大三島にある大山祇 (おおやまづみ) 神社は、全国に約一万社ある大山積神を祀る山祇神社の総本社です。五穀豊穣を祈る「御田植祭」は、毎年旧暦5月5日に開催しており、650年以上前に始まったと伝えられています。神事は、神輿3基が本殿から斉田前の桟敷殿まで渡されることからはじまります。「一人角力」 と呼ばれる相撲が奉納されたのち、島内から選ばれた早乙女が斉田に入り、雅楽に合わせて苗を植えます。今年は5月30日に開催されます。
赤襷、手甲脚絆の早乙女姿をした子供たちが田植えを奉仕しています。斉田で一生懸命田植えをしている姿は、とてもほほえましいですね。