時短アンケート 結果と活用方法を知ろう
皆さん「時短アンケート」って知っていますか? 日建協では毎年11月に時短アンケートを行っています。2022年11月のアンケートでは、約18,000人の組合員の方にご回答いただきました。「アンケートには回答したことあるけど結果を見たことない! ちゃんと会社に伝わってるの?」という方もいるかもしれません。ここでは時短アンケートの結果の一部と、皆さんの声がどのように活用されているか、ご紹介します。
~労働時間(2022年11月)の現状~
① 所定外労働時間の職種別推移
所定外労働(残業)時間の推移を職種別にみてみましょう。日建協全体の平均が40.1時間でした。
② 残業した主な理由
残業した主な理由です。
内勤で多いのは「決算や竣工前など時期により一時的に業務が増える」、外勤で多いのは「仕事の性格上、早出・残業する必要がある」、内外勤ともに次に多いのは「書類等の業務が多い」でした。
③ サービス残業時間(実際の残業時間と会社へ報告した残業時間との乖離)
1ヶ月間のサービス残業時間をみてみましょう。
全体で20.5%の方がサービス残業をしており、その割合は実際の残業時間が増えるにつれ増えていくことがわかります。
~加盟組合データ~
時短アンケートでは休日・休暇の現状や、建設産業や会社への魅力の感じ方といった項目もあります。その結果をまとめた時短ダイジェストを作成していますので、ぜひ一度読んでみてください。日建協では、アンケート結果をもとに皆さんの声を会社のみならず行政や一般社会など、各方面に伝え、建設産業の労働環境改善にむけた活動を行っていきます。
これからも時短アンケートをはじめ、各種アンケートへのご協力をよろしくお願いいたします。
過去の時短ダイジェストはこちらへ → http://www.nikkenkyo.jp/category/download/digest/