NikkenkyoNews Vol.31 全日本運輸産業労働組合連合会(運輸労連)と意見交換会を実施

日 時:2025年4月7日(月) 10:30~11:30
場 所:運輸労連中央本部会議室
出席者:運輸労連 2名、日建協 5名


意見交換の様子

全日本運輸産業労働組合連合会(運輸労連)と意見交換を行いました。
運輸労連からは「ドライバーは基本的に歩合制であり、上限規制の適用による労働時間の削減に伴い、賃金の減少を不安視する声がある」「標準運賃を遵守しない中小企業に対しての周知徹底が必要」などの説明がありました。日建協からは時短アンケートを用いて「時間外労働の推移」や担い手3法改正による「労務費の行き渡り」などを説明しました。また、互いの産業において共通の課題である「時間外労働の上限規制適用後の現状」「産業全体での女性活躍推進」等についての現状を共有しました。「担い手不足」に関しても建設産業同様に喫緊の課題と認識されており、学生や社会全般に向けた広報活動についても意見交換を行いました。

日建協では引き続き他産別団体との意見交換を行い、組合員の労働環境改善にむけて情報収集を行っていきます。(小林)


※ 運輸労連とは
トラック運輸を中心にさまざまな輸送分野で働く仲間が集まった産業別の労働組合。現在、全国で約500組合、10.6万人が加盟。トラック運輸に働く仲間の「ゆとりと豊かさ」を実現するため、雇用を守り、賃金・労働条件を改善して誰もが安心して働くことのできる職場づくりはもとより、事故防止、健康管理など職場環境の改善や労災補償の充実にも取り組んでいます。