日建協第96回定期大会 心をひとつに飛躍しよう 希望あふれる建設産業のために
8月1日から2日にかけて、日建協第96回定期大会をホテルラングウッド (東京・日暮里) にて開催し、来賓、加盟組合代議員、マスコミ関係者など多くの皆さまにお集まりいただきました。1日目は2018年度の活動と決算報告等を審議し、その後、鈴木議長をはじめ新役員が選出されました。2日目は2019年度活動方針について、3つの分散会にて活発な議論を交わしました。すべての議案が承認され、2019年度の日建協活動がスタートしました。
議長挨拶 「ワーク・ライフ・バランスの実現にむけ、着実に、粘り強く」
日建協 議長 鈴木 誠一
建設産業では2024年に適用される労働時間の上限規制を見据え、行政、業界団体、企業が一体となって、時短や作業所の週休二日の実現にむけて取り組んでいます。しかしながら、他の産業に比べて圧倒的に労働時間が長く、長時間労働があたり前であった建設産業を変革することは容易ではありません。今年度は問題の本質は何なのかをしっかりと捉え、加盟組合の皆さんと活発に議論し、力強く意見発信します。周回遅れとなっている建設産業の労働実態の改善をめざし、とくに 「4週8閉所ステップアップ運動」 の推進を行政・業界団体・企業経営者に対して強く訴えていきます。
日建協は本年12月に65周年を迎えます。「魅力ある建設産業に」との諸先輩方の熱い想いを受け、さらに次の世代へと引き継いでいく使命が私たちにはあります。これからも、「何のため、誰のため」を常に問い続けながら、組合員にとって働きがいのある職場と、ゆとりと潤いある生活のため、人生の豊かさを実感できる真のワーク・ライフ・バランスの実現に、着実に、そして粘り強く取り組みます。変化の大きい時代だからこそ、ともに変革への一歩を踏み出しましょう。
皆さんからいただいた貴重なご意見を、今後の活動の参考にさせていただきます。
2019年度のスタートにあたり、日建協執行部一同、気持ちを新たにし、希望あふれる建設産業の実現にむけ全力で取り組んでいきます。加盟組合の皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。