新たな発想でチャレンジ ともに歩もう建設産業の未来にむかって(日建協第97回定期大会)

日建協第97回定期大会を8月3日(月)に都市センターホテル(東京・永田町)で開催しました。今年の大会は、会場の面積を広げ、ソーシャルディスタンスを確保、また代議員のwebによる参加の併用や来賓招待を自粛するなど、新型コロナウイルス感染症拡大防止に配慮した大会としました。大会では前半に2019年度の活動と決算報告が承認され、その後、新役員が選出された後に、2020年度の活動についてもすべての議案が承認され、今年度の日建協活動がスタートしました。

議長挨拶■コロナ禍においても、建設産業の魅力向上にむけた運動を止めない
日建協 議長 鈴木 誠一

コロナの時代、私たちがこれまで経験したことのない状況のなか、建設産業においても変化が求められる時代です。この時に、2020年度日建協の役員として、重責を託されたことに対し、改めて身の引き締まる思いです。執行部一同、産別組織としての役割を果たしていけるよう、しっかりと団結して活動に取り組んでいきたいと思います。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、産業構造や生活様式、働き方などが大きく変化するなか、固定観念で組合活動をするのではなく、「新しい発想」で、前例にとらわれず「チャレンジ」することが必要と考えます。また、建設産業が抱える担い手不足や長時間労働など、諸課題の解決にむけては、4週8閉所や働き方改革に粘り強く取り組んでいかなくてはなりません。また、私たちのあるべき賃金水準の実現についても、今こそ、加盟組合が力を合わせて取り組んでいく必要があると考えます。「コロナ禍においても、建設産業の魅力向上にむけた運動を止めない。」この思いを共有する加盟組合の仲間が、建設産業の共通課題の解決にむけて、「ともに歩んでいく」との連帯行動によって、「産業の未来」を切り開いていきましょう。
今期はだれも経験したことのない、コロナ禍における活動となります。日建協は、加盟組合の皆さんとともに作り上げていく活動を基本とした組織であり、さまざまな困難を伴う場面もあるかと思います。私たち執行部一同は、建設産業の魅力向上にむけて、「粘り強く、着実に、前進させていく」との強い決意を持って活動をスタートします。
皆さんのお力添えをどうぞよろしくお願いします。

『退任役員を代表して』

退任役員:左から
脇阪前事務局長、大槻前副議長、大森前副議長、土屋前局次長

建設産業が変革する時代に日建協活動に携われたことに深く感謝申し上げます。また、活動を進めるにあたり、叱咤激励をいただきました加盟組合の皆さん、本当にありがとうございました。
今、建設産業はまさに、変革の最中です。このような状況の下、産業別労働組合としての日建協の存在意義は高まっていると感じます。
日建協の精神・伝統を守りつつ、この変革の時代に対応して活動に邁進していただければと思います。(大森)

 

新執行部より一言

2020年度のスタートにあたり、日建協執行部一同、魅力あふれる建設産業の実現にむけて気を引き締めて、全力で取り組んでいきます。加盟組合の皆さん、どうぞよろしくお願いします。

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