NikkenkyoNews Vol.01 2021年度の日建協活動がスタートしました ~第98回定期大会を開催~

於:ホテルラングウッド
開催日:2021年8月3日(火)


挨拶する角議長

日建協は第98回定期大会を開催し「心を合わせて実現しよう 誰もが働き続けたいと思える 魅力にあふれた建設産業を」のスローガンのもと、新体制での活動がスタートしました。
大会は新型コロナウイルス感染症予防の観点から、昨年と同様にWeb参加も併用しての開催となりました。午前中は日建協執行部より2020年度の活動報告・決算報告を行い、加盟組合代議員の賛成多数により承認されました。ここで2020年度の役員は任期満了により退任し、午後の選挙により2021年度新執行部役員が選出されました。

新執行部役員を選出

角 真也(すみ しんや)議長が新執行部役員を代表し「新型コロナウイルス感染症の影響による雇用環境の悪化、労働人口の減少、先行き不透明な経済情勢といった困難な状況下であっても、建設業界の持続的発展を遂げることは私たちの使命である。建設業が誰もがいつまでも働ける、誰からも誇りに思われる産業となるよう、また社会生活に不可欠な必要産業であるということを広く一般社会に理解してもらえるよう、誰も取り残さない、人と人とのつながりを大切にした組合活動を展開していきたい」と決意を述べました。

会場での採決

続いて日建協執行部が2021年度活動方針等の議案を説明し、その後会場およびWebの参加者が3つの分散会に分かれて議案の審議を行いました。分散会では、「日建協ビジョン2030が広く一般社会に浸透していくような活動を日建協に期待している」「時短や4週8閉所ステップアップ運動に関して、さまざまな取り組み事例を情報共有してほしい」「単身赴任者の帰宅旅費非課税化について、力強く推進してほしい」などの意見や激励をいただきました。分散会での討議事項は全体会議において報告され、採決の結果2021年度の活動方針等はすべて可決されました。

分散会討議

建設産業を取り巻く環境は依然として厳しい状況にありますが、組合員の皆さんが互いに心を通わせて連帯感を高めながら、魅力あふれる建設産業の実現にむけて前向きに進んでいきましょう。皆さん、一年間どうぞよろしくお願いします。(阪本)
(定期大会の様子は機関誌「Compass」Vol.825 9月号で特集します。お楽しみに。)