NikkenkyoNews Vol.01 新年度の日建協がスタートしました ~第92回定期大会を開催~
於:ホテルラングウッド(東京都荒川区東日暮里)
2015年 8月3日(月)13:00~17:30
8月4日(火) 9:00~15:00
日建協は8月3日(月)、4日(火)の両日、第92回定期大会を開催し、「かわりつつある建設産業 私たちの力で未来をつくろう」のスローガンのもと、新体制での活動をスタートさせました。
大会初日は、日建協執行部より2014年度の活動報告・決算報告等を行い、加盟組合の皆さんの承認をいただきました。2014年度の役員はここで任期満了により退任し、その後、2015年度新執行部役員が選出されました。本大会において新たに就任した田中議長は新執行部を代表し、「建設産業が“かわりつつ”あるなか、真に“かわる”ためには、この1、2年が重要な年になる。私たち自らがふみ出さなければ何もかわらない。『やらされる』のではなく、『やるんだ』への意識改革に注力したい。また、日建協はかわりつつある建設産業のさらなる先を見すえ、働く者の立場から建設産業をリードする役割を果たしていく。」と新たな1年の抱負を述べました。その後、各部局より2015年度の活動方針等の議案の提案、説明を行い、大会初日は終了しました。
続く大会2日目は、出席代議員・加盟組合代表者・傍聴者・日建協執行部が3つの分散会に分かれ、2015年度の活動方針等について審議を行いました。分散会では「会社訪問における所定外労働時間の各社比較が労使協議において有効であった。」「実施が予定されている生活実態・意識調査では、社会情勢を踏まえた内容を加えて欲しい。」といった意見や要望をいただいたほか、「離職防止対策については、若年層だけではなく中間層も含め、大きな課題として取り組みを強化して欲しい。」といった産業全体の課題に関する要望などもいただきました。分散会討議事項は全体会議において報告され、2015年度活動方針等は出席代議員全員の賛成により可決されました。
また、大会後に行われた名刺交換会では、行政や業界団体、労働組合の関係者をはじめ、多くの来賓の方にご臨席を賜り、新たな交流やさらなる親睦をはかるとともに、退任した役員が挨拶し、新執行部が新たなスタートを切るにあたっての抱負を述べました。
建設産業がかわりつつあるなか、さらなる先を見すえ、建設産業を未来につながる魅力ある産業にしていくためには私たち一人ひとりが意見発信を行うことが重要です。日建協は、36加盟組合31,000人の力をひとつに、諸問題の解決にむけ取り組んでいきます。組合員の皆さん、一年間どうぞよろしくお願いします。
(定期大会の様子は機関誌「Compass」Vol.806 9月号で特集します。お楽しみに。)