NikkenkyoNews Vol.09 【建設産労懇】土曜閉所運動共同プレス発表&第3回運営委員会開催
2020年9月29日(火) 14:00~17:00
於:全電通労働会館 会議室
建設産労懇では、毎年6月、11月に土曜閉所運動に取り組んでいます。
当日は11月に実施する土曜閉所運動の共同プレス発表を行いました。
共同プレス発表では、各構成組織の代表が6月の土曜閉所運動の閉所結果を伝えたのち、11月土曜閉所運動に対する運動方針やポスターの紹介を行いました。
その後の質疑では、当日が改正建設業法の施行直前であったこともあり、「土曜閉所の実現にむけては民間発注者の理解が必要である。労働組合としてどのように考えるか」「改正建設業法で定められる著しく短い工期での請負契約の禁止は、下請契約を行う建設企業も当事者であり処罰の対象である。その点について労働組合としてどのように考えるか」など、記者から活発な質問が飛び交いました。
また、プレス発表の後に行われた運営委員会では、各組織より活動の近況報告を行うとともに、6月の土曜閉所結果の考察やコロナ禍における組合活動の進め方など議論が交わされました。
日建協はこれからも、建設産業の健全な発展と建設産業で働く私たちの経済的・社会的地位の向上をめざして、建設産労懇の仲間と一丸となって取り組んでいきます。
※【建設産労懇】は、正式名称を建設産業労働組合懇話会といい、1986年1月に結成された組織です。日建協をはじめ全電工労連、基幹労連建設部会、道建労協、通建連合、長谷工グループ労組の6つの団体(組合員総数 約11万人)で構成されており、日建協 鈴木議長が会長を務めています。
賃金交渉や労働条件・諸制度、労働時間短縮など各種の情報交換や建設産業発展のための政策活動、諸課題の共有など、建設産業で働く組合員の労働環境改善にむけた協働した取り組みを行っています。