NikkenkyoNews Vol.20 全電工労連と意見交換会を実施
日時:2025年1月27日(月) 16:00~17:30
場所:日建協事務所 会議室
出席者:全電工労連 5名、日建協 7名
建設産業労働組合懇話会(建設産労懇)の構成組織である全電工労連と「適正な工期設定」や「土日閉所状況」、「春闘状況」などについて意見交換会を実施しました。
全電工労連からは、「電気工事の繁忙期は、建設工事全体の竣工間近となることが多いため、時期的に発注者と協議しきれず、工事工期が不足してしまう」「保守メンテナンスや次現場の計画なども含めて、業務が掛け持ちとなり、休日や夜勤で対応せざるを得ない」など電気工事業ならではの意見がありました。
また、建設産業全体の課題として、「見積りや受注段階で適正な工期設定であっても、施工中の変更事案により、休日・休暇が取得できない」「技能労働者への適正な労務費の確保が難しい」などの意見もありました。
日建協では、引き続き他の産業別労働組合と意見交換を実施し、建設産業全体の労働環境改善にむけて取り組みます。(青山)
※全電工労連:全国の電気設備工事関連の労働組合を中心に構成された産業別労働組合。1973年に設立、現在22組合、
※約45,500名からなる組織であり、電気設備工事産業の諸課題解決のために活動している。