NikkenkyoNews Vol.19 九州大学で出前講座を開催
日 時:2020年11月7日(土) 13:00~14:30
於:九州大学 大橋キャンパス
参加者:芸術工学部環境設計学科 3年生 32名
講 演:「建設業の働き方改革(日建連の取り組み)」 日建連 永山 貴一 広報部長
・・・・「昨年の出前講座アンケート結果他について」 日建協 渡邊 博
・・・・「出前講座 ゼネコンにおける意匠設計担当」 佐藤工業職員組合 澤野 伸弥 講師
九州大学の大橋キャンパスで出前講座を開催しました。
教室にいる学生に対して、講師陣(日建連永山部長、佐藤工業職員組合の澤野講師)は、日建協事務所からWebで講義を行いました。
はじめに日建連の永山広報部長から、建設業の働き方改革(日建連の取り組み)について講義していただき、日建協から概要と昨年の出前講座のアンケート分析結果や質問に対する回答について説明しました。
続いて、澤野講師がゼネコンの仕事やゼネコンが行う意匠設計の仕事、建設産業の働き方改革への取り組み状況など、自身の関わってきた作業所での仕事を例に講義を行いました。講義では、講師が所属する会社の若手意匠設計者に聞いた「ゼネコン設計を選んだ理由」や「入社前にやっておけばよかったと感じること」「今の目標・これからやりたいこと」などのアンケート結果を用いた発表もありました。
講義後の学生へのアンケートでは、「実際に仕事をしている方の本音が聞けた」「進路を選ぶ参考になった」などの感想がありました。
出前講座も残すところ2回となりました。コロナ禍で大変な状況ではありますが、今後の建設産業を担う大学生に、ものづくりの魅力や社会的役割を伝えていきたいと思います。(渡邊)