NikkenkyoNews Vol.12 2024年度 日建協出前講座を開催 ③
2024年10月17日(木)15:30~17:10 東京都市大学 63名参加
2024年10月22日(火)10:40~12:10 昭和女子大学 95名参加
2024年11月 8日(金)9:00~10:30 東洋大学(1限目) 121名参加
2024年11月 8日(金)10:40~12:10 東洋大学(2限目) 111名参加
日建協では、将来の建設産業を担う土木・建築系学科の学生にゼネコンの仕事内容や魅力を伝えるために、日建連と連携し全国の大学で出前講座を開催しています。
東京都市大学、昭和女子大学、東洋大学の建築学科在籍の学生を対象に出前講座を開催しましたので、講義の内容や学生の感想についてお伝えします。
東京都市大学、東洋大学では日建連の津久井副参事、昭和女子大学では同じく日建連河合参事から建設産業の現状と課題について講義を行い、続いて日建協の概要を紹介しました。
東京都市大学では、佐藤工業職員組合の大塚講師・追林講師より、自身の経験を交えゼネコンの取り組みや海外事業についての説明、ゼネコンの施工管理などについて講義をしていただきました。講義後のアンケートでは、「建物が残るという点で社会に貢献している実感の湧きやすい建設業は非常に魅力的だと感じた。」「ゼネコンのイメージとして長時間労働や休日のなさがあったが、それが改善されていて良くなっていると思った。」など感想をいただきました。
昭和女子大学ではシミズユニオンの加藤講師より、ゼネコンの仕事、とりわけ設計業務について近年の働き方改革、子育てをしながらの働き方について語っていただきました。受講した学生からは、「今回の講義で週休2日が現場でも広がってきていることがわかり少し印象が変わった。」「プロジェクトに取り組みながらも産休育休で抜ける期間があっても問題がないことに驚いた。」など感想をいただきました。
東洋大学の1限目ではフジタ職員組合の米本講師より建設業の概要と施工管理業務の流れについてご説明いただき、2限目では戸田建設職員組合の瑞慶山講師よりご自身の施工物件の紹介や資格取得、施工管理として働く際のアドバイスについて講義をしていただきました。受講した学生からは、「ゼネコンは労働時間が長く、休みがない仕事だが、給料が多いということしか知らなかったが、この講義を聞いて、しっかり休みを確保できるように取り組んでいることを知ることができた。」「よく施工管理という言葉は聞くが、あまり具体的にイメージできていなかったので、今回の講義で聞くことができてよかった。」「段々と大きな建物に携わっていくことや、複雑な建物に関わっていた話を聞き、大きなやりがいを感じられそう。」など感想をいただきました。
今年度は、引き続き以下に記載の大学の建築系学科で出前講座を開催します。日建協は今後も、出前講座をつうじて未来の建設産業を担う大学生に、ものづくりの魅力や社会的役割を伝えていきます。(小林)
今後の開催予定(建築系学科)
2024年12月 4日(水) ものつくり大学
2025年 1月 25日(土) 九州大学