NikkenkyoNews Vol.19 2024年度 日建協出前講座を開催 ④
2024年12月 4日(水) 9:00~10:40 ものつくり大学 113名参加
2025年 1月25日(土)13:00~14:30 九州大学 22名参加
日建協では、将来の建設産業を担う土木・建築系学科の学生にゼネコンの仕事内容や魅力を伝えるために、日建連と連携し全国の大学で出前講座を開催しています。今回の講座ではものつくり大学 技能工芸学部、九州大学 芸術工学部在籍の学生を対象に開催しましたので、講義の内容や学生の感想についてお伝えします。
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フジタ職員組合
細谷講師
まず初めに、ものつくり大学では日建連の津久井副参事、九州大学では同じく日建連河合参事から建設産業の現状と課題について講義をしていただきました。
続いて、ものつくり大学ではフジタ職員組合の細谷講師より、ゼネコンの社会的役割や施工管理業務の説明、若手社員の働き方について講義をしていただきました。講義後のアンケートでは、「女性目線でのゼネコンについて話を聞くことができて、とても良い機会になったと思う。」「若手の具体的なスケジュールを聞くことができて、自分が就職した時のイメージがより鮮明になった。」など感想をいただきました。
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五洋建設労働組合
前田講師
九州大学では五洋建設労働組合の前田講師より、ゼネコンの仕事、とりわけ設計業務について近年の働き方改革やゼネコンの魅力の説明、自身の携わった設計事例の紹介をしていただきました。受講した学生からは、「ゼネコンに対してより興味が湧き、企業研究のモチベーションが高まりました。」「ゼネコンの業務時間の変わり方などを知れたのは嬉しかった。残業の多いイメージだったので意外だった。」など感想をいただきました。
以上2校の講義をもちまして今年度の日建協出前講座は全日程を終了いたしました。ご協力いただいた加盟組合講師の皆様に感謝申し上げます。受講者の講義後アンケートでは、特に長時間労働の抑制や育児を行いながらの働き方について建設業のイメージを改善できたように感じます。
日建協は今後も、出前講座をつうじて未来の建設産業を担う大学生に、ものづくりの魅力や社会的役割を伝えていきます。(小林)