NikkenkyoNews Vol.19 2021年度 日建協 女性技術者会議開催 !
テーマ:「女性技術者が作業所で働き続けるためには」
・・・・~ 未来をつくるのは 私たち ~
日 時:2021年11月26日(金)13:30~17:30
於:AP東京八重洲
参加者数:パネラー5名 現地参加者33名 Web参加者5名 合計43名
日建協では、誰もが働きやすい建設産業を実現するため、女性の視点を取り入れていくことが重要と考え、2009年より女性技術者会議を開催しています。
2021年度の女性技術者会議はWeb併用で開催し、43名が参加しました。
昨年度の参加者からの「作業所長になりたい」「出産後も作業所で働き続けたい」といった声を受け、今年度は「女性技術者が作業所で働き続けるためには何が必要か」をテーマに、5名のパネラーと参加者でパネルディスカッションを行いました。
角議長の開会挨拶に続いて、内閣府男女共同参画局 花咲推進課長のメッセージを紹介し、会議がスタートしました。
会議前半ではパネラーが自身の経歴、ターニングポイントになった出来事、苦労したことや気づいたことなどを発表し、参加者と意見交換を行いました。
後半は5名程度のグループに分かれ、作業所で長く働き続けるために解決すべき課題について意見を出し合い、課題解決のための対策・アイデアを討議し、作業所、会社、社会に求めるもの、自分が出来ること、すべきことを発表しました。
また、パネラーで構成されたグループでは、お互いの話を聞いて気づいたことや、制度・サポートや声掛けがあって良かったこと、今後めざしたいものなどについて討議しました。
加えて、キャリアを形成していくうえで、周りから言われて傷ついたことやカチンときたこと、またそれに対して、こういう言い方をしてくれたらよかったのにといった具体例の発表がありました。
最後に、今日のふりかえりとして、会議を通して気づいたことを全員が発表しました。詳しくはCompass 4月号に掲載します。
日建協は、女性技術者が作業所で働き続けられる建設産業をめざし、今後も女性技術者会議を開催していきます。(渡邊)