NikkenkyoNews Vol.33 「4週8閉所ステップアップ運動」各労働局に協力要請
日建協の時短推進活動の一環である「4週8閉所ステップアップ運動」では、厚生労働省にも後援を受け、全国の労働局へのポスター配布をつうじて、活動の周知などにご協力いただいています。「4週8閉所ステップアップ運動」への協力をお願いするとともに、最新の閉所状況調査結果の説明と「時短アンケート」について、意見交換を実施しました。
閉所を進めていくうえでの「適正な工期設定」「発注者の理解促進」「時間外労働の上限規制適用」といった課題について意見交換し、各労働局から建設業の週休2日実現にむけた活動に対して激励をいただきました。
意見交換の中では、時短アンケートの結果から労働時間や閉所・休日に関する項目を中心に建設業の労働環境の実態を伝えました。また、労働局の取り組みを伺ったところ、時間外労働の上限規制適用に際して行った建設業や発注者側を含む関係者への説明会を今年度も継続していくという話や、建設業の担い手不足の取り組みなどについて聞くことができました。
労働局からは引き続き対面での意見交換を続けて欲しい、日建協の資料を地域の勉強会に活用したいなどの意見がありました。
建設業の4週8閉所実現をめざし、みんなでステップアップ運動に取り組んでいきましょう。(植木)
2023年度訪問先一覧
北海道労働局、青森労働局、岩手労働局、秋田労働局、宮城労働局、新潟労働局、群馬労働局、茨城労働局、埼玉労働局、東京労働局、千葉労働局、神奈川労働局、静岡労働局、愛知労働局、京都労働局、大阪労働局、和歌山労働局、兵庫労働局、愛媛労働局、福岡労働局、熊本労働局、宮崎労働局、長崎労働局、鹿児島労働局、沖縄労働局 計25カ所