NikkenkyoNews Vol.46 2017年度海外問題懇談会を開催

2018年2月2日(金)

於 : ホテルラングウッド

 

活発な意見交換がされました

日建協では、海外で働く組合員の労働条件や労働環境など各加盟組合が抱えるグローバル化にともなう課題を話し合い、情報交換を行う場として海外問題懇談会 (通称 : 海問懇) を開催しています。

今年度の海問懇には14の加盟組合から22名が参加し、加盟組合海外支部の委員長や書記長、国際部門の方にも参加していただきました。会議では各加盟組合の海外オルグ実施状況の報告を行ったほか、それぞれ異なる海外勤務に関する各種手当・補助制度、一時帰国の頻度や期間、ローテーションなどの情報交換を行いました。また、長時間労働や休日取得、治安の問題などといった海外勤務者における実態や課題について意見交換を行い、特に日本の食材や書籍の価格、調達方法、食生活の改善方法などの問題に対して、会社の補助制度や海外向け通販業者との提携など対応策について活発に情報交換を行いました。

ここ数年で、海外勤務手当や地域手当、ハードシップ手当を見直している企業が増えてきています。海外に目をむけている企業が相当数あり、国内で働き方改革が進む中にあって、国内同様に海外勤務者の処遇の改善を進めていることがうかがえます。

 

日建協は引き続き、海外に進出している各加盟組合における課題解決に協力していくとともに、新たに海外進出が予定されている加盟組合に対しても、有効な情報提供などを行っていきます。今後もより多くの加盟組合にご参加いただけるよう、有益な情報交換の場として海問懇を開催していきます。(脇阪)