NikkenkyoNews Vol.41 全建総連を招いて講演会を実施

日時 : 2020年1月20日(月) 14:00 ~ 17:30

於 : 日建協会議室

 

講演会の様子

日建協では、活動の方向性検討委員会を設置し、中長期的な日建協活動のあり方について議論しています。その中で、建設産業全体で4週8閉所を実現するためには、日建協内部だけで議論するのではなく、技能労働者の意見を聞き、労働実態を踏まえて取り組む必要があると考えました。そこで第2回の委員会では、全国建設労働組合総連合 (全建総連) 賃金対策部長 長谷部康幸氏をお招きし 「技能労働者の実情 (労働時間、賃金) と、4週8閉所の実現にむけた課題、ゼネコンが負うべき責務」 と題して講演していただき、引き続き意見交換を実施しました。

 

全建総連の組織概要、技能労働者の労働実態や人員構成についての説明の後、4週8閉所に対するアンケート結果や、建設産業全体で4週8閉所を実現するための課題についての説明がありました。日建協とは異なる視点からのさまざまな情報があり、有意義な講演会になりました。

 

委員会メンバーによる討議では、講演会の内容を踏まえて、活発な意見交換が行われました。日建協では今後も4週8閉所の実現にむけて、さまざまな取り組みを進めていきます。(長澤)

 

◆ 全国建設労働組合総連合 (全建総連) とは

1960年に結成された建設技能労働者による組織。47都道府県に53の県連・組織があり、組織人員は62万人強。(2019年12月末現在)