日建協をもっと知ってほしい!~日建協活動勉強会を続々開催中
日建協では、加盟組合の全国会議等の諸会議に参加し、日建協活動をもっと理解していただけるよう、各種勉強会を開催しています。今年度も既に3加盟組合で勉強会を開催しましたのでご紹介します。
丸彦渡辺職組では、日建協個別賃金の考え方や組み立て方を説明したあと、日建協本部にて試作した「丸彦ライン」を紹介しました。
日建協個別賃金は首都圏、近畿圏在住の組合員を想定して作成しているため、札幌在住の組合員が多い丸彦職組ではそのままでの活用が難しいものでした。
今回紹介した「丸彦ライン」は、札幌市の物価水準や丸彦渡辺建設の手当等を加味して作成しており、より実情に近い「あるべき賃金水準」として参加者から興味を持ってもらいました。
今後、賃金水準を考える際に参考にしていただけたらと思います。
東洋職労組では、日建協活動の概要と日建協個別賃金についての説明を行いました。
東洋職労組では、日建協個別賃金をもとに「東洋個別賃金」を作成し、賃金交渉や賃金水準を考える際の資料として活用しています。2013年賃金交渉においても、引き続き要求根拠の1つとして活用が予定されており、日建協個別賃金への理解をより深める目的で今回の勉強会が企画されました。
参加者からは、「予想以上に詳細な積上げで作成されていることが分かった」「老後の生活も見通した賃金水準の大切さが分かった」などのコメントを頂きました。
佐藤職組では、日建協の歴史、産業政策活動や時短推進活動について説明した後、意見交換を行いました。
参加者からは、日建協出前講座の講義内容や同業他社の労働条件についての質問等があり、活発な意見交換となりました。また、建築作業所に従事している参加者からは「協力業者の環境も改善していかないと、元請けの労働条件も改善されないのではないか」「技能労働者の方が近年減少している。魅力の向上や処遇の改善等、日建協は業界団体等と一緒になって力をあわせて業界活性化にむけて頑張ってほしい」といったご意見を頂きました。
日建協では、勉強会を加盟組合員の方々と直接話が出来る大切な機会と考えています。 頂いた貴重なご意見等は、今後の活動に活かしていきたいと思います。