長岡由憲先生

昭和23年広島県に生まれる。昭和49年鳥取大学医学部を卒業し、岡山大学医学部第二内科に入局した。大学病院と関連病院で内科の研修を行い、昭和52年、漢方を勉強するために上京した。
東京では日野厚医師のいた北品川病院に勤め、昭和53年に日野グループとして松井病院に勤めることになった。その間日野のもとで全人的医療、食養、絶食療法、東洋医学を学んだ。
平成元年日野が亡くなってからは、食養内科を背負っている。
医学部の4年のころ、西洋医学の治療法に疑問を感じ、東洋医学、断食、食養、ヨーガなどに興味を持ち、その関係の書物を読んだ。またそのころから食養(玄米食)を始めた。
甘いものの多食と学生時代の不摂生により自律神経失調症のような状態になり、慢性の便秘、あるいは腰痛になったことがわたしを健康法や東洋医学に走らせた原因になったような気がする。
わたしの専門は東洋医学、心身医学、食事療法と思っているが、全人的医療を心がけているつもりである。