右端が完成デザイン。、「ラッキーストライク」のパッケージデザインも手掛けたアメリカの著名な工業デザイナーのレイモンド・ローウィによって、1952年(昭和27年)4月、現在とほぼ同じパッケージデザインに変更された。商業デザイン一般への認識が薄かったこの時代の日本では、専売公社がアメリカのデザイナーに当時150万円の高額なデザイン料(これでもローウィ事務所側としては格安の受注であったという)を支払ったことも話題になったが、このデザイン変更で爆発的に売り上げが伸び、「デザインが嗜好を変えた」「新しい意匠は世界的水準にある」などと絶賛された。シンボルマークのオリーブの葉をくわえた鳩は、旧約聖書のノアの方舟のくだりで、外界の様子を知るため、ノアが方舟の窓から放った鳩がオリーブの葉をくわえて戻ってきたことで、大洪水が収まり、安らぎの大地が近いことを知った、という、鳩が平和の象徴となった逸話にちなんでいる。(Wikipedia)
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