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舫 い
昨年(2009)は、8月に実施された衆議院選挙で政権交代が起き、大きな変化を感じた1年でした。晩秋には、国民に見えるよう公開で国会議員と有識者らが予算の無駄を洗い出す「事業仕分け」が実施され、改革への強い意欲が感じられた反面、社会資本整備という私たちが支えている分野に対する無理解に、憤りと現在の風潮の危うさを感じました。

変化といえば、この日建協活動に携わることになり、数年振りに転勤を経験したことで、気付かされることが多くありました。自分自身も職場環境の変化に戸惑いがありましたが、それ以上に、転勤による引越しが妻や子供の友人関係や生活リズムに影響を与え、転校等に伴う大きな負担やストレスをかけてしまっているようです。
また、実家との距離が遠くなり帰省もままならず、将来必要となる‘自家取得’‘両親の介護’‘家業の継承’といった「ライフイベント」と「仕事」について、どうすればバランスをとっていけるか、いざという時にどちらを優先するのか、単身赴任の可能性なども含めて考えさせられました。

確かに、私たちを取り巻く社会環境は、絶え間なく変化し続けていますが、自分自身にとって「大切なもの」や「変わらないもの」を忘れずに対応していかなければと思います。それを前提に、2010年を迎えるにあたり、私たちも生活や業務について「仕分け」を行い、優先順位やメリハリをつけて、将来に向かって前向きにいきましょう。     
                   
(農夫)



編集後記
あけましておめでとうございます。
Compass1月号いかがでしたか? 年も変わり、心機一転、表紙のデザインも変えました。取り巻く環境も変わり、建設産業は変化の時を迎えています。1月号では、業界団体との対談記事や、女性技術者懇談会を特集しましたが、これらの記事からも産業構造や働き方が変わってきていることが伺えます。この一年が明るい建設産業に向けての転換の年になるよう、日建協も従来の枠にとらわれずに様々な活動に取り組んでいきますので期待していてください。

活動内容はCompassやホームページのNIKKENKYO NEWSで随時発信していきますので是非ご覧下さい。Compassの記事がみなさんの意識や働き方の変化への“きっかけ”になるよう、今年も盛りだくさんの情報を伝えていきます。

最後に、日建連の福田氏の言葉をお借りしますが、「建設業の未来を信じて 明るく頑張っていきましょう!」


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