NikkenkyoNews Vol.13 BWI活動報告 ①
BWI役員団の表敬訪問と東京オリンピック・パラリンピック関連施設の作業所視察を実施しました。
<表敬訪問>
日時 : 2018年9月25日(火)
訪問先 : 東京都オリンピック・パラリンピック準備局、 厚生労働省安全衛生部
内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局
連合
<作業所視察>
日時 : 2018年9月26日(水)
視察先 : アクアティクスセンター、 カヌースラローム会場、 海の森水上競技場
日建協は、建設および林業に関する国際的な労働組合組織であるBWI(Building and Wood Workers International 国際建設林業労働組合連盟) に加盟しています。
Compass 4月号参照 「BWI第4回世界大会に参加しました!」
今回、日本で開催されるBWIアジア太平洋地域委員会に合わせ、BWI本部役員のディートマー・シャファーズ会長代行やアンベット・ユソン書記長をはじめ、各地域の役員など、総勢11名の役員団が来日し、世界的に関心の高い東京オリンピック・パラリンピックの関連組織への表敬訪問と関連施設の作業所視察を実施しました。
表敬訪問では、BWI側からオリンピック・パラリンピックといったメガスポーツイベントは、競技者に目が行きがちではあるが、開催前から関わるすべての者に目をむける必要があると訴えました。建設労働者の安全衛生確保の徹底や、関わるすべての労働者の権利の保護を求めるとともに、通報窓口の整備を要請しました。
作業所視察では、東京都発注の3現場を視察し、工事の進捗や作業状況などを確認しました。作業所職員に、工事の進め方や労働環境の現状、作業所における外国人や女性職員・作業員の比率などについても質問しました。
今回視察した作業所には、日建協加盟組合の作業所もありました。ご協力いただいた作業所の皆さん、お忙しい中ありがとうございました。
今回の表敬訪問と作業所視察をつうじて、ディートマー会長代行は 「日本における安全衛生の意識の高さには感服するとともに、工事進捗を見ても開催にむけて安心できた。しかし、ここで慢心せず、気を抜いてはいけない。無事開催するにあたって、労働組合としても建設労働者の権利と保護にしっかりと関わっていかなくてはならない」 と総評しました。(久保田)