東西組合細見 neo 1 ― 馬淵建設職員組合

左より 折原書記長、佐藤副委員長、鈴木委員長
朝生副書記長、相川前書記長、桐山執行委員

馬淵建設株式会社は、1909年 (明治42年) 8月に神奈川県横須賀市にて創業し、今年で創業109年を迎えました。1972年に本社を横浜市に移し、Mzec (エムゼック) の通称で、地元神奈川県の建設業界のリーディングカンパニ-として地域に根付いた事業を展開しています。
馬淵建設職員組合は1947年に設立されました。1954年の日建協結成に参加した16組合のうちの一つです。

 

◆ 設 立 : 1947年3月
◆ 執行委員数 : 5名
◆ 執行委員会 : 月1回
◆ 組合員数 : 190名 (2018年8月末現在)
◆ 組織率 : 58.5%

やりがいがあり、充実した生活を送るために

鈴木委員長

今期は 「労働条件の向上」 と 「組合活動の活性化」 を二本柱として、組合の皆さんが、やりがいを持って働き、充実した生活を送れるよう活動していきます。昨年に引き続き、「時短・人事制度アンケート」 「各種オルグ」 「意識調査」 を中心に、組合員の生の声をひろいあげて会社へ提言していきます。また、日建協とも協調して、労働条件の向上にむけ活動し、組合の皆さんにとって魅力ある会社に発展していくよう頑張りたいですね。

 

組合活動の活性化にむけて

組合員同士やその家族の親睦の場であるレクリエーションにも力を入れていきたい。前期は、ボウリング大会や地引網&BBQ、日帰りバスツアー、プロ野球観戦ツアーなどを行いました。ボウリング大会には多くの若手組合員が、地引網には家族連れが参加して大盛況でした。野球観戦では地元ベイスターズの応援ということもあり、組合員が一致団結して応援に熱が入りました。レク開催を通じて組合員の交流がはかられ意見の出やすい雰囲気を作ることで、組合活動の活性化につながると期待しています。

また、女性組合員の意見収集の場として2年前から女性社員オルグを開催しています。今年で3回目となり、内勤だけではなく作業所の女性社員も参加して行いました。業務に対する悩みや不安、意見、要望をヒアリングし、労働懇談会の場で会社へ率直に伝えています。

 

会社と協働した休暇取得・時短への取り組み

折原書記長

6月の統一土曜閉所運動では、閉所率80%と非常に高い閉所率となりました。日建協の統一土曜閉所運動が組合員に相当浸透したことや、組合員一人ひとりの意識の高まりにより成し遂げたと思います。また、会社の土曜閉所に対する取り組みや協力も大きいと考えています。統一土曜閉所にあたって、会社から通達やイントラネットにお知らせを載せてもらいました。また、組合も土曜閉所日に合わせてレクを開催するなど、労使一体となった取り組みを行ったこともあり、相乗効果で達成できたと思います。

時短アンケートによると異動時休暇は、組合員の90%がほぼ取れていると答えています。もともと異動時休暇に対する意識は労使ともに高かったのですが、最近は異動時休暇を考慮した異動指示を出してくれるようになったので、さらに計画的に取得できるようになったと感じています。

「水曜日ノー残業デー」 が発展した 「毎日1時間、時間外削減運動」 に労使で取り組んでいることもあり、内勤の所定外労働時間が大幅に減りました。一方で、外勤の所定外労働時間は減っていないので、引き続き作業所の時短に取り組んでいきます。

 

今後の取り組み

若手の組合員からは、賃金よりも時短を求める声が大きくなってきています。一方で、中堅組合員からは、まだまだ賃金を求める声が大きく、組合としても、中間層の処遇改善にむけ重点的に給与体系の見直しを取り組んでいきたい。また、時短は会社主導での取り組みも多いのですが、4週8閉所の実現に懐疑的な組合員が多くいることを考えると、組合としても、組合員の意識を変えていかなければいけないと考えています。そうすれば、その先に4週8閉所は見えてくると思っています。

 


 

馬淵建設職員組合は、70年を超える歴史のある労働組合です。日建協結成にも参加いただき、その歴史に敬意を表するとともに、日建協活動への長年のご協力に感謝申し上げます。日建協はこれからも馬淵建設職員組合のより良い職場づくりを応援していきます。

↑このページの上に戻る

home