続・東西細見25 戸田建設職員組合

後列左から 本郷副委員長、和泉制度・福祉対策部長、大町組織部長、岡田副委員長 前列左から 平澤書記長、阿部委員長、根本副委員長

後列左から 本郷副委員長、和泉制度・福祉対策部長
大町組織部長、岡田副委員長
前列左から 平澤書記長、阿部委員長、根本副委員長

戸田建設株式会社は明治14年に東京・赤坂で創業し、以来、近代建築史上にも残される名建築を手掛けてきました。昨今は得意分野である病院や学校などを始めとする建築事業を中心に、土木・不動産事業とあわせて幅広く展開しています。

戸田建設職員組合は昭和21年に発足し、着実に歴史を刻んでいます。組合員の声に常に耳を傾け、組合員の生活を第一に考えて活動を進めてきています。

本社並びに組合事務所は、オフィスビルの立ち並ぶ中央区京橋一丁目にあります。京橋は日本橋より東海道にて京都へ向かう際、街道で最初に渡る橋。創業者戸田利兵衛の出身地である京都への思いが残されているのかも知れません。

 

◆ 設 立 : 昭和21年7月

◆ 組合員数 : 2,739名(平成26年7月1日現在)

◆ 本部役員会 : 週1回(2日間開催)

◆ 支部数 : 11支部

◆ 本部役員数 : 9名

◆ 組織率 : 69%

気持ち良い職場から 希望に満ちた未来へ

阿部本部委員長

阿部本部委員長

建設産業を取り巻く環境が変化を続ける中で、会社も組合も、今まさに転換期を迎えていると感じています。

今年度は、『気持ち良い職場から 希望に満ちた未来へ』のスローガンのもと、最高の人からなる最高の組織を目指して活動を展開していきます。この気持ち良い職場とは「職場内や部署間のコミュニケーションをさらに高めることで、チームワークを遺憾なく発揮できるメリハリのある職場」「高い目的意識を持った前向きな職場」「安心と希望が持てる生活へ繋がる職場」を指しています。そのような職場づくりが実現できれば、希望に満ちた未来へと繋がるものと考えています。

会社の意識が変わってきた

2年ほど前、モチベーションの低下した現状を打破したいとの思いから、大々的に組合員の声を集め、提言書という形で会社側にぶつけました。そして、その後も地道に協議を続けたことにより、今年3月には『長時間労働解消に向けて』といった会社通達という形で、建築・土木それぞれの業務に基づいた時短への施策が全職員むけに打ち出されました。今回の会社主導の取り組みは組合としても大きなチャンスと捉えており、まずはこの施策の運用を積極的にフォローしていきたいと考えています。

 

入社1~6年目の組合員を対象として、コミュニケーションとチームワークの向上を狙って行われた「ヤングセミナー」の様子。ペアで高いところに登り、目隠しをした人が、もう一人の声を頼りに橋を渡り切ります。

入社1~6年目の組合員を対象として、コミュニケーションとチームワークの向上を狙って行われた「ヤングセミナー」の様子。ペアで高いところに登り、目隠しをした人が、もう一人の声を頼りに橋を渡り切ります。

 

また、昨年度、勤続15年を経過した職員について、5日間の特別休暇を取得できるリフレッシュ休暇制度を要求しました。その結果、勤続15年に加え、勤続10年を経過した職員においてもリフレッシュ休暇が取得できるようになり、組合要求以上の回答を得ることができました。このことは、会社がこれまで以上に職員のことを考えるようになった証であり、組合員の皆も会社の意識が変わってきたことをぜひ感じ取ってもらい、前向きな意識になることを願っています。

産業のイメージアップを

平澤本部書記長

平澤本部書記長

建設産業の魅力化に必要なこととして、賃金水準の向上と就労時間の改善などがよく挙げられますが、昨今最も重要なのは、産業全体のイメージアップにより建設産業の地位向上を図ることだと考えています。建設業の成せる業により出来上がった建物をアピールしたり、国の基幹産業としての役割や重要性を社会にしっかり伝えることが重要であると思います。

現場レベルでは、常日頃から近隣を始めとした地域社会を意識し、笑顔あふれる明るい現場づくり、地域の方と接するときの挨拶や立ち振る舞いなど、日ごろの積み重ねが、建設産業のイメージアップにつながるはずです。

そして最終的には、産業のイメージが変わりその重要性が広く認められることで、建設産業に働くすべての人たちが、安心してものづくりの喜びを感じ、日々充実感を得て笑顔で仕事ができる環境になることを願っています。

日建協にむけて

企業別組合では取り組めない、社会全般への幅広い活動に期待しています。特に、産業のイメージアップにむけた動きとして、例えば全国ネットのメディアへ建設産業の魅力について働きかけるなど、産業の底上げを目指してほしいと思います。

 


 

阿部委員長と平澤書記長の穏やかな口調の奥からは「転換期を迎えた今、一つ一つの取り組みが大切なんだ」という強い思いが伝わってきました。

日ごろより、日建協の活動においても存在感を発揮され、大きくお力添えをいただいていることに対し感謝を申し上げます。

戸田建設職員組合の皆さんの今後の活動が、さらに実り多きものとなりますよう祈念いたします。日建協も全力で応援していきます。

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