2015年 年頭所感 「風をとらえて、明るい未来をつくろう」

活動方針・役員

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02-2_uemura新年明けましておめでとうございます。加盟組合の皆さまには日頃より日建協の活動にご理解を頂くとともに、さまざまなご意見やご指導をいただきまして有難うございます。魅力ある建設産業の創造にむけて、私たちは皆さまからいただく声をしっかりと活動に活かしてまいりたいと考えています。引き続きのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

さて皆さまにとって昨年はどのような年でしたか。

建設産業にとって2014年はいろいろな出来事がありました。品確法などのいわゆる「担い手三法」の改正が行われるとともに、建設産業活性化会議が発足するなど構造的な問題の解決にむけて産業全体が動き出しました。また、公共部門だけではなく民間部門も合わせて建設投資が増加し、各社の事業量も増え、繁忙に追われ続けた感があります。

また組合活動においても様々な出来事がありました。最も印象深いのは春の賃金交渉です。賃上げの必要性が社会的に強く叫ばれる中で、他の産業ではベースアップを獲得する組合も増え、過去数年とは異なる良いニュースが新聞紙上を賑わせました。建設産業においてはまだまだベースアップに対して慎重な企業が多かったのが現状ですが、一時金を含めた賃金水準は向上し、未来にむかって明るい兆しが見られたと思います。

 

それでは2015年はどのような年になるのでしょうか。

日建協は時短と賃金水準の向上にこれまで以上に力を入れて活動に取り組みます。

改正品確法の成立などによって、働くものに対して一定の配慮がなされるようになったものの、その内容は十分とは言えません。日建協のアンケートでも私たち組合員の所定外労働時間は他産業と比較して圧倒的に多い状況が続いています。今後、震災復興が加速し、更に東京五輪の開催やリニア新幹線の整備など国家的なプロジェクトが続く中、組合員の負担がこれまで以上に増えることはあってはならないと考えます。昨年末に日建協は、国土交通省に対し品確法の運用指針作りにむけ提言を行いましたが、働くものの労働環境を改善することが建設産業の持続的発展に向けた正しい道であると信じて今後も意見発信を続けていきたいと考えます。

 

一方、賃金水準の向上にむけて今年は重要な局面を迎えます。昨年始まった賃上げの流れは、経済の好循環にむけて今年も続くことは間違いありません。消費税の増税などに起因する物価上昇もあり、賃金水準の向上がなければ私たちの生活は苦しくなります。また何と言っても会社の事業量が増える中で組合員一人ひとりに掛かる負担はますます大きくなってきており、使命に燃えて頑張る組合員が報われるような賃金水準が必要になってきています。今春の賃金交渉は月例賃金を含めて賃上げの交渉を行おうと考えている加盟組合が多いと思いますが、日建協は皆さまの交渉がより良い形で終われるように全力で支援していきたいと考えています。

 

様々な変化が起きている今、建設産業で働く私たちにとって労働環境をより良いものに変えていく追い風が吹いています。この風をしっかりととらえ、誇るべき素晴らしい産業であるために、日建協は目の前の活動にしっかりと取り組んでまいります。組合員の皆さまも、一人ひとりが声を上げ、そして全体としてその声を大きくしてほしいと思います。皆さまの声は産業を変えていく風となり、大きな力になると考えるからです。建設産業をみんなで盛り上げ、未来にむかって希望を持って働ける職場にしていきましょう。

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