続・東西組合細見32 ― フジタ職員組合

fujita1平成27年10月1日にフジタと大和小田急建設が合併し、新しいフジタが誕生しました。100年以上の歴史を有する両社が持つ、海外・都市再生・交通インフラ整備事業のノウハウや環境技術などを合わせ、大和ハウスグループの総合力を背景に、“新しく、強く、より良く” の精神でこれまで以上のトータルソリューションを提供しています。
フジタ職員組合と大和小田急建設労働組合も1月27日の結成大会をもって統合し、新生 『フジタ職員組合』 として生まれ変わりました。両組合の長所を活かし、新しい組合づくりが始まりました。

 

◆ 設立:平成28年1月
◆ 組織率:76.2%
◆ 本部執行委員会:月4回
◆ 組合員数:2,022名(平成28年1月末現在)
◆ 執行委員数:24名
◆ 支部体制:8支部

輝く未来 豊かな暮らし

小林執行委員長

小林執行委員長

会社合併の決定をうけ、旧フジタ職員組合と旧大和小田急建設労働組合も組合統合に向けて協議を続けてきました。新組合の綱領は、両組合の活動の歴史や価値観を振り返り、30年以上先を見据え、組合員の目線になって身近に感じられる文言は何かを考え、「輝く未来 豊かな暮らし」 としました。新組合の初年度スローガン 「心をひとつに ! みんなで創ろう 新しいフジタを」 のもと、『やりがい』 『ゆとり』 『つながり』をキーワードに、お互いの組合の良い所、お互いが持っていないものを再確認しながら、組合員が心をひとつにして新しい組合づくりをスタートさせます。

フジタで働く魅力を創造する

小川書記長

小川書記長

当組合では、組合員が合併という変化に戸惑うことなく、安心して働ける職場環境を守っていくことが重要であると考えています。そのために、会社合併にあたって生じた課題などを会社と共有し、労使協議を通じて組合員の想いをしっかりと伝えていきます。また、組合が取り組む 『やりがい向上活動』 として、改めて新生フジタで働く魅力を考えていきたいと思っています。職場討議の場で、職種や部署、年代を超えてフジタで働くことの魅力について意見交換を行うとともに、それを組合員に向けて発信・共有し、やりがいをもって仕事に取り組めるような環境づくりを行っていきます。他にも、『ゆとり推進活動』 として、会社が重点方針として打ち出す 「働き方の変革」 を会社とともに進めていき、組合員の長時間労働の削減、休日取得を推進し、心と体の健康の維持に努めていきたいと思います。

お互いの強みを活かして早期の融和を

新組合を発足させるにあたり、一日でも早く融和を図っていきたいとの想いから、会社合併以降、両組合の執行部だけではなく、全国の支部同士での交流を進めてきました。旧フジタ職員組合が得意としていたレクリエーションを合同で行ったほか、本社支部では若手会を発足するなど積極的に融和を図っています。新組合においても、組合員同士の 『つながりづくり活動』 の一環として、レク活動には力を入れていきたいと思います。各支部が主体となって労使共催のレクを行い、労使の輪、職種・部署・世代を超えた新たな出会いをつくり、結束力を高め、より多くの組合員同士のコミュニケーションを深めていきます。

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渡邉副書記長

渡邉副書記長

新組合では、旧大和小田急建設労働組合で行ってきた異業種交流にも取り組んでいきたいと思っています。他産業との意見交換などから得た好事例などを当組合の活動に活かしていきたいと考えています。

また、新組合結成にあたり、組合機関誌名を組合員から公募しました。組合員一人ひとりのための組合でありたいとの想いから、新機関誌名は 「For U MAIL (ふぉーゆーめーる) 」 としました。「Fujita」 「 (Daiwa) Odakyu」 「Reborn (生まれ変わる) 」 「Union (組合) 」 それぞれの頭文字で成り立っています。1日でも早く組合員に定着するよう、周知を図っていきます。また、7月の定期大会に合わせ、新たな組合旗のデザインを組合員から募集を行い、組合員みんなで新しいフジタ職員組合を創っていきます。

 



新しい組合としてスタートを切ったフジタ職員組合。変化をきっかけにして、より良い組合を作っていこうという意気込みがうかがえました。日建協は、新生フジタ職員組合のさらなる発展を祈念するとともに、全力で応援していきます。

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