立ってストレッチング

今度は、座りっぱなしの作業が続いたら、たまには立ち上がってストレッチングです。
腰椎はまわりに胸椎のような助骨がなく、筋肉だけで守られているため、長時間同じ姿勢ですごすと、その筋肉にかかる負担はかなりのものになります。続けていた姿勢とは反対側へ運動することで、筋肉のバランスをとるのです。上半身を大きく動かしたり、少し歩き回ったりして血行をよくし、緊張ぎみだった腰や肩の筋肉をゆっくりとほぐしましょう。

@腰ぐらいの高さの台に両手を着き、足を肩幅に広げて立ちます。吐きながら腰をそらすようにして背すじを伸ばし、足の後ろと腰を伸ばします。 Aさらにお尻を後方に引き、上体を下げながら体重を踵にかけるようにします。足の後ろ全体と腰から背中の上部にかけて吐きながら伸ばします。 B台に横向きになって立ち、一方の手を台に着けます。そのままゆっくりと吐きながら体側を伸ばします。腕が前に来ると体の側面が伸びません。腕を耳につけるつもりで脇を伸ばすことを意識して。
C台に横向きになって立ち、上体だけをねじるようにしながら、台に両手をつきます。腰を引く感じで吐きながら背中と脇を伸ばします。 D台に後ろ向きに体重をかけるようにして立ち、背中を伸ばします。さらに首も後方に倒します。しっかりと吐きながら。 E台に後ろ向きに寄り掛かるようにして立ち、両腕で体重を支えます。腕をしっかりと伸ばしながら、呼気とともに背中も伸ばします。


目次へ 次のページへ 掲示板へ