BWIアジア太平洋セミナーの様子
ワークショップ
BWI-JACの参加メンバー |
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BWIアジア太平洋地域セミナー
於:リーガル・リバーサイド・ホテル(香港)
(2008.10.16〜17)
BWIのアジア・太平洋地域セミナーが香港で開催され、日本からは日建協のほか、林野労組、UIゼンセン同盟、自治労などBWIの日本加盟組合協議会(BWI−JAC)に加盟している組織から合わせて10名が参加しました。
BWIは、建設、建設資材、木材・森林産業の各分野における国際的な労働組合組織であり、世界135カ国、349組合で構成されており、加盟組合員は1,200万人にのぼります。国際的な連帯を後ろ盾として、組合員の生活の質と労働条件の改善に取り組みながら、労働者の国際的地位向上をめざしています。
今回のセミナーにはパキスタン、マレーシア、ビルマ、シンガポール、フィジー、台湾など20カ国、135人が参加しました。
16日午前から開催されたセミナーでは、「労働組合の諸権利と民主主義」に関する基調講演と各国参加者の現状報告がありました。
16日午後からのワークショップでは「団体交渉のあり方」「組織化について」「雇用安定・条件向上のための運動」という3つのテーマに分けて議論が展開され、これまでの活動で達成したこと、これからの課題・めざすべき姿について意見をまとめました。
17日は各グループがまとめた意見を発表し、具体的な取り組みにつなげるための議論が交わされました。また、同時にILO条約に定められている権利である「87号 結社の自由および団結権」と「98号 団結権および団体交渉権」を特に強くいかす取り組みを進めることを共通の課題とする旨確認し、セミナーを終えました。 |