加盟組合より10名のアドバイザーにご参加いただきました。
わたしたち受注者側の意識向上も必要。(戸田職組 伊藤副委員長)
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2009年度第2回建築アドバイザー会議
於:日建協本部
2010年1月13日(水)13:30〜17:30
国土交通省発注の公共土木工事では4週8休を含む不稼日を考慮した工期設定となっています。公共建築工事ではどうでしょうか。
建築工事でも、公共工事は週休2日制の工期設定を原則としており、建設業における週休2日制の浸透を目指していることを、昨年国交省に確認しています。一度、公共建築工事標準仕様書※注をチェックしてみてください。国が標準と考えている工期設定は建築工事でも週休2日制(4週8休に加えて祝日や不稼動日を考慮したもの)となっているのです。
民間建築工事においても国が標準と考えている工期設定を浸透させたいですよね。
今回の建築アドバイザー会議では、このような行政への提言活動の報告を行うとともに、今後の民間発注者への提言活動について討議されました。
発注者である民間企業に対しては、長時間労働など建設産業が抱える問題を伝えることも重要ですが、CSR(企業の社会的責任)など発注者も興味をもつ観点での提言活動も必要ではないか、との意見も出されました。
また、提言活動だけでなく、受注者側であるわたしたち組合員や、企業経営者の意識を変えていくことも必要です。今後、日建協のホームページで、民間建築工事の提言活動の広報資料を掲載する予定です。乞うご期待!
※ 注 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)(1)
第1章第3節1.3.5施工条件(a)施工時間(1)に「行政機関の休日(週休2日制)には原則として工事を行わない」とあります。 |