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2011年度 女性技術者会議参加者(敬称略、50音順)
女性技術者委員:
入社年度 平成4年〜平成23年 職種 土木職5名、建築職9名、設備・設計職4名
伊澤 美幸(ピーエス三菱労組)、岩崎 悠(馬淵職組)、宇井 いずみ(佐藤職組)、
大澤 あや(大和小田急労組)、大嶋 彩華(佐藤職組)、岡本 江望里(佐藤職組)、
葛岡 菜々美(鉄建職組)、今野 夏美(鉄建職組)、佐々木 香織(大豊労組)、
佐藤 浩美(戸田職組)、高橋 茜(シミズユニオン)、高橋 菜美(奥村職組)、
角田 沙世(シミズユニオン)、鳴海 良美(JSユニオン)、服部 茜(フジタ職組)、
藤岡 杏(ペンタユニオン)、藤森 真美(三井住友社組)、森田 慧(戸田職組)
オブザーバー:
赤城 久江(建設業振興基金)、鵜川 麻衣(東洋大学 4年生)、
大高 和久里(内閣府男女共同参画局推進課)、北岡 敦子(武庫川女子大学 3年生)、
中村 実花(東洋大学 3年生)、西野 佐弥香(武庫川女子大学 助教)
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日建協では2009年に女性技術者懇談会、2010年から女性技術者会議を開催し、職場や労働環境について意見を収集しました。その中で多くの女性技術者から「5年、10年先の自分の働いている姿が想像できない」という声がありました。その理由の一つとして女性技術者の周りに“先輩がいない”ため、相談や情報を交換できないことがあげられます。
そこで、2011年度は “働き続けること” “ロールモデル” をテーマとし、女性技術者の皆さんに集まっていただきました。
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会議では、「働き続けるための『ロールモデル』に必要なこと」と題し、日建協があらかじめ条件を設定したモデル(ワーク:作業所に配属、所長になり、定年まで働き続ける ライフ:結婚、出産、配偶者の転勤を経験する)をもとに討議を行いました。女性技術者は与えられた条件のもと、働き続ける上での障害となる「問題点」を見つけ、その「改善案」について検討しました。
それでは、実際にどのような討議が行われたのか、見てみましょう!
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日建協が設定した、作業所に配属され、所長になり定年まで働き続けるというモデルに対して、様々な問題点があがりました。女性技術者の求めている働き方は各自異なり、多様な働き方を求める声が多いことが分かりました。
女性技術者が「働き続ける」ためには、「ワーク」では多様な働き方を選択できるような環境が必要です。また、「ライフ」では配偶者が育児を分担できるよう、企業・行政からも幅広い育児支援を求めています。さらには、復職にむけて企業からの定期的な情報提供と職場復帰にむけた柔軟な復職制度も必要です。日建協では、今回の会議で得られた「ワーク」と「ライフ」それぞれの問題点や改善案を、企業や行政など産業内外に発信し、建設産業におけるワーク・ライフ・バランスの実現につなげていきます。
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