東西組合細見 本文へジャンプ
回復笑顔で働ける職場環境をめざして

大鉄工業労働組合

後列:藤川JR西日本連合代表、橋本青婦部長、網元教宣渉外部長、近藤調査財政部長、加村さん
中列:真渕副書記長、熊井組織福対部長、松原賃対部長
前列:大西副執行委員長、出井執行委員長、高岡副執行委員長、隅田書記長
大鉄工業鰍ヘ1942年に誕生して以来、国鉄・JR西日本の進展を支え、鉄道工事のみならず、関西地方を中心に広範囲にわたるインフラストラクチャー整備等で社会に貢献を続けている会社です。大阪の玄関口である新大阪駅の近くにある本社社屋内の組合事務所を訪ね、話をうかがいました。
設   立      1947年10月10日
組合員人数     933名(2007年7月現在)
支部数        12支部
本部執行委員数    10名
中央委員会     毎月1回




■組合のスローガン
出井委員長――
「 組合員全員の力を結集して笑顔で働ける職場環境を目指そう!」です。建設産業が産業として落ち込んでいる状況にありますが、職場では、みんなで力を出して明るく元気よく、笑顔で仕事ができる環境を作っていくことが大切なので、このようなスローガンにしました。笑顔を絶やさない職場環境こそ健全な職場と思います。


出井委員長

■組合として特に力を入れている活動
隅田書記長――
組合に求められている声の中には安定した生活を送るための賃金という声がたくさんあります。もちろん、大前提として賃金交渉にも全力を注ぎますが、笑顔ある職場環境を目指すうえでは、お金でだけでは満足いかない問題も多くあります。組合員の精神的な健康にも注意しなければなりません。メンタルヘルスに関する取り組みもこれまでのような注意喚起的な活動から、具体的な行動にシフトするために知恵を絞ります。


隅田書記長

■日建協に加盟していて、よかったと感じることは
出井委員長――
加盟組合との交流ができ、組合執行部として情報交換、意見交換できることが役に立っています。そこから得られるたくさんの情報、データは会社との交渉時に強い味方となります。たくさんの組合が加盟しているからこそ安心できます。


■日建協に期待することは
出井委員長――
これからも建設産業全体に関わる課題解決に継続的に取り組んでほしいと思います。できれば今以上に組織を拡大して、意見発信に重みを加えることを期待します。月並みですが、一つの組合では取り組めないこととして、建設産業としての意見発信、労働条件のデータの取りまとめ、分析は日建協にしかできないと思います。また、産業の魅力を多方面にPRしてほしいと思います。




■最後に、これだけは言っておきたいということをどうぞ
出井委員長――
風通しのよい執行部を築き、労働条件の向上に努めていきたいと思います。組合員の皆さんの意見・提案・要望を是非とも聞かせてください。


関西弁の独特なテンポで、組合活動についてたくさん語っていただきました。また、第59回定期大会を間近に控え、準備に忙しい中、快く取材に応じていただきありがとうございました。執行部の明るい雰囲気を組合員に届け、笑顔の絶えない活動を期待します。

Compass Vol.773 一括PDFはこちら

●このページのトップへ

◆ホーム◆Compassバックナンバー
                                                            Compass773