こころ豊かに働ける、ゆとりある職場を作って行こう!
横河工事労働組合 |
|
昭和38年に横河橋梁製作所(現、横河ブリッジ)より工事部門が独立し、横河工事としての歴史がスタートしました。鋼橋の架設・補修工事に強みを発揮してきましたが、近年では建築工事の割合も高まっています。
東京を走る唯一の路面電車、都電荒川線で下町の風景を眺めながら移動した後、とげぬき地蔵へとつながる商店街入り口の庚申塚(こうしんづか)停留所で下車し、その先は徒歩で西巣鴨にある横河労組を訪ねました。
● 設 立 : 1969年9月28日
● 組合員数 : 276名(2008年4月現在)
● 本部執行委員数:10名
(東京6名、大阪3名、札幌1名)
● 本部執行委員会:月に1~2回
|
|
|
本部執行委員の皆さん
|
|
|
|
2008.4取材 |
|
組合として現在特に力を入れて取り組んでいる、また取り組みたいと考えている課題や目標があったら教えてください |
|
|
特に現場における時間外労働の削減に取り組んでいます。以前から労使協働で会社の諸制度について話し合い、改善につなげていく目的でライフアップ委員会という場を設けていますが、今年度は悪化傾向にある時間外労働になんとか歯止めをかけたいと組合側から提案したところ、個別にワーキンググループを立ち上げて取り組もうということになりました。まずは、組合員の労働時間の実態を労使で把握し、労働時間の長い現場に重点を置いて時短につなげていきたいと考えています。 |
|
|
高木委員長 |
|
|
|
|
組合員からの意見で、気になっていることはありますか? |
|
|
公共工事の減少から業界再編の動きもある中で、組合員から今後の会社の方向性を明確に知りたいという意見もあり、執行部としても会社の経営方針を組合員に伝えていきたいと考えています。
また、常態化している建設産業の長時間労働に対する意見も出ています。個別企業や組合の努力だけでは解決できない構造的な問題もあり、日建協とも連携して産業全体で少しずつ変えていかなければならない大きな課題だと思います。 |
|
|
|
まず、日建協の執行部のみなさんには加盟組合の問題に対して、本当に真剣に取り組んでいただいていると感じています。
また、日建協に加盟していることで得られる各社の諸制度などの情報は、会社との協議において非常に有効に活用できるとともに、特に日建協で取り組んでいる加盟組合共通の問題については、会社に対して説得力のある交渉を行うことができます。 |
|
|
宮崎書記長 |
|
|
|
|
|
|
日建協が現在取り組んでいる発注者等への政策提言活動が、成果として表れてくることを強く期待しています。ゴールの見えにくい地道な活動であると思いますが、常に目標を掲げて活動し、活動の結果出た成果についてはしっかりと加盟組合にアピールしてほしいと思います。
そうすることで組合員も注目し、さらに活発な活動へとつながっていくのではないでしょうか。また活動を盛り上げていくことで、加盟組合の増加にも繋げていってほしいと思います。。 |
|
|
|
同じ産業で共通の問題や悩みを抱えている仲間として、これからも共に頑張っていきましょう! |
|
|
|
執行部では組合員のみなさんがゆとりを持った生活ができるよう、また職場環境を快適にするための最善策は何か?ということを常に考えながら一つひとつ対応しています。しかし、特別難しいことをしているわけではなく、組合ニュースや、組合HPに目を通していただくことで、組合活動もより身近に感じていただけると思います。みなさんが少しでも関心を持っていただき、意見、質問をあげてくれることが我々の活動の後押しとなり、組合全体の活性化にもつながります。そして組合員のみなさんの熱い思いがきっと会社を動かす大きな力となるはずです。
より多くの方が組合活動に興味を持ち、また執行部の活動にも関心を抱き、その中から今後の執行部の担い手の希望者がどんどん増えていくことも期待します。 |
|
若さにあふれた実行力のある執行部のみなさんが、一致団結して活動されています。労働環境改善にむけた積極的な取り組みが、着実に成果をあげていけるよう、日建協も精一杯の協力を続けていきます。お忙しい中、取材へのご協力ありがとうございました。 |
|