意見交換 2005年5月10日(火)
6月の時短推進強化月間を目前に控え、大日本土木労働組合の本部執行部と時短推進活動について意見交換を行いました。
大日本土木労働組合では、時短推進にむけて、労使による委員会を設置して取り組んでいます。今回の意見交換では、「どのように会社側に働きかければ、具体的な解決策について労使で取り組むことができるか」、「休みやすい職場環境をつくるためには、どのような点を工夫すればいいか」など、労使が一体となった時短推進活動をさらに進めるために工夫する取り組み方法などについて、意見を交わしました。 労使での取り組みに関しては、「まず、作業所のことを熟知している責任者と、現状の作業所が抱える問題点や、労働時間や休日取得状況の実態について、共通認識を持つこと」そして、「一つひとつの問題点の解決方法について、前向きな検討ができる関係を構築することが重要だ」など、労使委員会の進め方について意見を交わしました。そして、職場環境に関しては、「自分たちの仕事に対して責任と自信を持つことは、とても大切なことであるが、時短を進めるためには、上司も部下も、常に時短に対する意識を持ち続けることが不可欠であり、そのことを忘れてしまっては、時短は実現し得ない」など、熱のこもった意見を交わしました。また、日建協からは、6月11日の統一土曜閉所日を前に、実際の作業所において、土曜閉所をするうえでの問題点などについての意見を直接聴くことができました。
「時短は永遠のテーマ」と言われることが多いのですが、今回の意見交換をつうじて、大日本土木労働組合が、時短推進にむけて確実な一歩を踏み出したことを感じることができました。 |