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左から 池口前副委員長(日建協派遣)、松本さん、古郡委員長、小林書記長、安廣前書記長、角谷前副委員長、円内は佐藤副委員長(日建協派遣) |
潟tジタは広島市で創業して90年を超える歴史を持つ会社です。昨年、新中期経営計画を策定し「新しいフジタ」としてスタートを切りました。今回は神宮外苑と新宿御苑が一望できる本社11階の組合室で、新旧の本部執行役員の皆さんに、話を伺いました。 |
設 立 1951年4月8日
組合員人数 1,632名(2006年6月現在)
支部数 8支部
本部執行委員数 9名
本部執行委員会 毎週1回開催 |
2006.7取材
古郡委員長――
前期は「みんなの力を一つに合わせ、確かな一歩を踏み出そう」、今期は「確実に前へ」で、サブテーマとして「やりがいと成長を実感できる会社を目指して」を継続して掲げています。会社が新しい一歩を踏み出しましたので、会社と社員が一丸となって良い会社をつくっていこう、という思いを込めました。成長という言葉には、会社もですが、社員一人ひとりの成長を含めています。 |
古郡委員長 |
組合として力を入れて取り組んでいる課題がありましたら教えて下さい。 |
古郡委員長――
前期から新賃金体系の構築と賃金水準の向上を重点に取り組んでいます。よりよい制度を導入することも大事ですが、社員がやりがいを感じられる、納得のできる評価制度の運用も大切だと考えています。制度ができた後も継続して会社側に組合員の声を伝えて、より良い制度にしていきたいと思います。 |
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組合員からの意見を収集するためには、どんな方法を使っていますか。 |
安廣前書記長――
「組合風土調査」というアンケートを年に2回実施しています。同一設問を同一人に回答してもらい、定点観測的に行っています。 その調査から、職場で問題になっていることが絞りこめるので、組合活動に活かすことができています。 |
安廣前書記長 |
安廣前書記長――
「明るく、チームワークが良い」です。特に支部が独自で若手勉強会やレクレーションを企画しています。こうした横の繋がりをこれからも維持していきたいと思います。 |
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日建協に加盟して良かったと感じている点、また日建協に期待することは何ですか? |
古郡委員長――
同じ悩みを分かち合えることが一番良い点だと感じています。日建協に期待することは、産業の魅力化にむけた取り組みです。私たちの組合でも若手社員の減少が気になっています。就職を考えている大学生に建設産業をアピールするなどの取り組みは大賛成です。私たちも産業に携わる者の一員として、できるだけの協力をしたいと考えています。 |
組合員のサイト「ゆうゆうねっと」 |
最後に、どうしてもこれだけは言っておきたい、ということを何でもどうぞ。 |
小林書記長―
組合活動のスタンダードは何か、またフジタ職員組合の独自性をどのように確立していくかについて、日建協の加盟組合の皆さんと意見交換、情報交換しながら答えを見つけていきたいと考えていますので、これからもよろしくお願いします。 |
小林書記長 |
会社が新しいスタートを切って変わろうという流れに、それを支える職員として全力で取り組んでいく、という意気込みを組合執行部の皆さんの言葉から伺うことができました。
定期大会を間近に控えて、御忙しい中でしたが、取材に応じていただき有難うございました。
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