建設産業の新たなステージへ 本文へジャンプ
2006年度 日建協第83回定期大会・名刺交換会報告

8月1、2日に東京(日暮里)のホテルラングウッドにおいて定期大会が開催されました。加盟組合から代議員66名と多数の傍聴者が出席して討議を行い、2006年度の日建協活動をスタートしました。

定期大会

『働く喜び』『やりがい』のある産業へ!

冒頭、宮野議長より「昨年度は耐震偽装強度問題、アスベスト問題など建設業を取り巻く環境変化が大きかった。厳しい状況ではあるが、決して恐れずに、あきらめずに一人ひとりが改善にむけて声を出して、加盟しているすべての組合員と力を合わせて、『働く喜び』『やりがい』を感じられるように取り組んでいきたい。」との挨拶があり、大会が始まりました。


来賓の方々からの温かいエール

多数お越しいただいた来賓を代表して、4名の方に挨拶をいただきました。
日本労働組合総連合会(連合)の逢見副事務局長から、「経済、地域、働き方などの格差が広がり、真面目に働いている人が苦しんでいる。連合と共に格差是正に取り組んでほしい。」との挨拶をいただきました。また、国土交通省総合政策局労働資材対策室の岡室長から、「建設産業は国を支える基幹産業であり、そこで働く人材の確保・育成は重要な問題である。働きがい、生きがいのある産業を目指していきたい。」との挨拶をいただき、厚生労働省職業安定局建設・港湾対策室の荒牧室長からは「統一土曜閉所運動など日建協の取り組みに心から敬意を表したい。産業全体の魅力向上にむけて厚生労働省もサポートしたい。」との言葉をいただきました。
最後に、同じ建設産業の労働組合である建設連合の小川委員長より、「時代は大きな転換点を迎えている。『安心・安全・安定』にむけた組合活動を共に行っていきたい。」とのエールをいただきました。

連合
逢見副事務局長

国土交通省
岡労働資材対策室長

厚生労働省
荒牧建設・港湾
対策室長

建設連合
小川委員長

2005年度 活動報告

続いて、提言活動や統一土曜閉所運動などの2005年度の活動報告・決算報告について審議し、出席代議員の全員の賛成により承認・可決されました。

採決の様子 役員選出投票の様子
分散会の様子 議長団 戸田職組 山本委員長(左)
       鴻池労組 比嘉委員長(右)

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2006年 活動方針が承認され、
新体制スタート!

2006年度執行委員の選挙が行われ、勝瀬事務局長をはじめとする新執行委員が選出されました。

新執行部を代表して、喜多副議長より「スローガンの『新たなステージへ』という言葉には、実際に働いている私たちが建設産業、労働環境を変えていく、という決意を込めた。今年度も日建協活動に積極的に参画してほしい。」と挨拶がありました。この後、執行部より2006年度日建協活動方針の説明が行われ、大会初日を終えました。

大会2日目は、3つの分散会において、前日説明された2006年度活動方針について、出席代議員と日建協執行部が熱心な討議を行いました。加盟組合からは活発に意見、質問が出され、2006年度の日建協活動を加盟組合が一体となって行うことを確認しました。午後からの全体会議においては、提案されたそれぞれの議案が審議され、出席代議員全員の賛成により、可決・承認されました。  

分散会主査
佐藤職組
中嶋委員長


錢高労組
小林委員長


東鉄労組
関委員長

アシスタント
ペンタユニオン
武田さん


錢高労組
萩原さん


青木あすなろ職組
岩隈さん

退任役員 左から 鈴木前局次長 池口前事務局長、佐久間前副議長、時田前副議長


名刺交換会

名刺交換会

大会に引き続き、数多くのご来賓の方々と加盟組合執行委員の出席のもと、ペンタユニオン武田さんの司会により名刺交換会を開催しました。宮野議長の挨拶に続き、来賓の日本建設業団体連合会(日建連)の長橋常務理事から「次世代が魅力を感じられる産業を目指して、共に協力して取り組んでいこう。」との挨拶をいただき、連合の高橋副事務局長からは「建設産業を代表する産業別組織として連合に積極的に参加してほしい。」との挨拶をいただきました。続いて、財団法人リバーフロント整備センターの竹村理事長からは「インフラの弱体化は国家の存亡につながる重要な要素である。今その産業に携わる皆さんには、高い自負をもって働くことを期待したい。」との挨拶をいただきました。
また、フジタ職員組合 古郡委員長より「日建協を構成している私たち加盟組合が積極的に参画することにより、日建協活動を盛り立てていきましょう。」との力強い挨拶とともに、乾杯の音頭をとっていただき、会は和やかなうちに進行しました。

会の途中において、退任される4名の執行委員を代表して、池口前事務局長から在任中の活動を振り返って、活動を共にした各組織の皆さんへの感謝の挨拶がありました。最後に、2006年度日建協新執行委員の自己紹介と、勝瀬事務局長から退任役員への労いの言葉、また2006年度の活動に対する決意表明を行い、閉会しました。



日建連
長橋常務理事



連合
高橋副事務局長

(財)リバーフロント
整備センター
竹村理事長

乾 杯
フジタ職組 古郡委員長

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