多くのフレッシュな顔ぶれで! |
於:東京グランドホテル(2006.09.16)
2006年度第1回目の会議ということもあり、数多くの書記長の出席によって、有意義な会議となりました。
会議では、組合員からのニーズが高い所定外労働時間の削減にむけて、各組合における今年度の時短推進活動に関する情報交換を行いました。休日取得の促進に関しては、特に建設産業独特の制度である作業所異動時休暇制度について、どうしたらもっと取得できるかなどを、先行事例を交えて討議しました。
また書記長会議の開催に先立ち、日建協活動を年度のはじめに理解してもらうことで、少しでも今後の活動にスムーズに参加してほしいという目的で、日建協活動勉強会を開催しました。年間の調査スケジュールや、各種広報物などの活用方法について説明を行い、参加者からは「全体的な活動のイメージが分かった」との声が聞かれ
ました。 |
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賃金の基本と実践を学ぶ |
於:日本青年館 参加者:初級編52名、上級編37名
(2006.10.2/10.3)
2007年賃金交渉のスタートとして、賃金コンサルタント武内崇夫先生を講師に迎え、2日間にわたって賃金教室を開催しました。
初日の「初級編」では、今回初めての試みとして、講義のはじめに参加者自身の理解度を確認するために賃金用語の理解度チェックを行い、その後、賃金の決定基準や賃金の交渉方式、人事制度、賃金体系など、主に賃金の基本的な事項を中心に進められました。個人の現状理解度を認識してからの講習となり、参加者にとって効果的な受講ができました。
2日目の「上級編」では、成果主義賃金の考え方や、役割・業績評価制度、臨時給与、退職金制度、人事考課の考え方などが中心に進められました。特に、人事考課については、人事評価制度が適正に行われるための考課者訓練について演習を行うなど、実践に即した講義が行われ大変好評でした。
講義で得られた知識を大いに活用して今後の加盟組合の賃金交渉に役立てていただき
たいと思います。
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土木学会で労働条件についての発表? |
於:立命館大学びわこ・くさつキャンパス
(滋賀県草津市) (2006.9.20〜9.22)
土木学会第61回年次学術講演会(平成18年度全国大会)にて、日建協としては初めて5編の学術講演を行いました。
21日には「入札・契約/設計概念」部門で、提言書「公共工事における無報酬業務を解消するために」の作成経緯と実際の提言活動について発表を行いました。座長の渡邊教授(高知工科大学)からは、「契約の透明性と片務性の問題は建設産業が長年繰り返し訴えてきた課題であり、土木学会としても真摯にうけとめ、調査研究の必要性を感じる重要なテーマである」との意見をいただき、「今後とも業界として日建協には意見発信していただきたい」とのエールをいただきました。
22日には「建設マネジメント・人材育成」の部門で、「建設産業で働くホワイトカラー層の労働条件の現状」、「建設産業で働く外勤者の休日取得の現状」、「建設産業の魅力化に向けた取り組み」について発表を行いました。発表の最後には、まずはゼネコンで働く仲間の労働実態を知っていただきたいという趣旨で、今回の発表を行ったことを前置きした上で、今後もさまざまな観点から産業内のデータ収集や分析を深め、労働条件向上のため意見発信して
いきたいと締めくくりました。 |
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