【参加国】
韓国、香港、マレーシア、ネパール、スウェーデン、インドネシア、南アフリカ、日本
【日本からの出席者】
BWI-JAC 河田議長、建設連合 2名、UIゼンセン同盟 1名、長谷工グループ労組 1名、日建協 3名
韓国に到着してまず驚くのは、立ち並ぶ超高層マンション群です。さぞかし建設産業は景気が良いのでは、と現地の建設業の方に聞いてみると、確かに仕事は多かったけれども、競争が厳しくて利益が出ない、と日本とあまり変わらない問題を抱えているようです。
会議では参加国の経済状況及び組合活動報告が行われました。アジア各国では、政情不安による建物破壊の復旧工事が出ていること、インフラの整備はまだこれからといった状況、また移住労働者が多くの割合を占めており、不法移住者も少なくないといった状況が報告されました。
また、アジア地域における外国企業の進出に関するレポートによると、日本企業は主要インフラ整備事業の17%を占めています。参加国の代表者から、現地労働者が組合を結成することに対して、妨害をしてくる外国企業もあるが、日本については実際どうなのか、といった質問が投げかけられましたが、そのような現状はない、と返答しました。 |
釜山の超高層マンション群
全体会議の様子
出席者からの質問に答える宮野議長 |