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 交流日誌目次

日建協の産業政策活動について
勉強会(2007.08.29)


8月28日、29日と2日間にわたり、ピーエス三菱労働組合において、合併後第5回目となる定期大会が開催されました。
大会の最後に杉浦委員長をはじめとする本部役員と全国から集まった代議員の参加により、日建協の産業政策活動についての勉強会を実施しました。限られた時間の中ではありましたが、歯止めのかからない長時間労働の解消を含めた労働環境の改善に向けて、日建協が国土交通省、厚生労働省他関係官庁、発注者団体や業界団体等へ発信する産業政策活動について説明しました。
勉強会終了後、樋口書記長から「『公共工事における無報酬業務を解消するために』について特に興味を持って聞き入っていた。国土交通省の直轄現場は東京土木支店管轄だけでも5現場あり、全国的にも広く請け負っており、提言の内容について強い関心がある。」との感想をいただきました。
「今回勉強会に参加したのは内勤の組合員であるが、今後、単組内で日建協の提言内容と、国土交通省の施策を水平展開し、機会があれば外勤の組合員を対象としての勉強会も再度開いてもらいたい。」との要望もありました。勉強会はパワーポイントを使っての説明で、非常にわかりやすかったとのことでした。単組内で説明するにあたり、音声も入った説明資料があればいいのではとの意見もいただきました。
音声入りの説明資料を作成してほしいとの要望は他からも寄せられており、日建協では、各単組内の組合員のみなさんに広く提言内容を水平展開していただくために現在、製作を検討中です。
本部、支部役員のみなさん
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あきらめぬ希望をもち続け、一丸となって努力しよう!
結成50周年記念式典(2007.09.15)


組合結成50周年を祝う記念式典が開催されました。
組合本部の歴代委員、支部の委員そして、淺沼健一社長をはじめとする会社幹部が一同に会した盛大な式典でした。冒頭、柿本浩司本部執行委員長より、半世紀もの間長く厳しい世上に屈せず地道に努力を重ねてこられた諸先輩方の功績に対して感謝を述べられました。また、『今後、労使相互の高い信頼関係のもと、会社の成長とともに誇りある団結をもって、60年目、70年目へと歴史を刻んでいくことを信じている』と挨拶されました。
さらに『仕事と思うな人生と思え』と題した、原田隆史氏の講演がなされ、式典は終了しました。その後に開催された祝賀会のなかで、社長より『組合と会社との間で、緊張感を持ちながら、一丸となって進んでいこう』と挨拶されました。
式典や祝賀会において、組織や世代を超えて、笑いを多く含んだ会話が随所で見受けられ、参加されていた皆さんにとっていつまでも思い出に残るであろうすばらしい式典でした。
挨拶される柿本委員長
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提言内容の実現に向けて活発な意見交換
勉強会(2007.09.19)


藤本委員長をはじめ7名の中央執行委員が勉強会に参加されました。
提言「公共工事における無報酬業務を解消するために」に対しては、国土交通省が契約条件の明示と設計変更ガイドラインの策定及び運用に力を入れ始めていることに強い関心をもって、多くの質問が出されました。また、「契約内容の明確化においては策定のプロセスを施工者側がよく吟味し、理解した上でないと逆に不利益を被る結果となることが危惧される。契約の明確化が進み、海外並みの契約書が運用されることになると、実質的に弱い立場にある施工者側が発注者よりも深く契約内容を把握しておかねばならない。」と、活動の成果が出た後の注意点についてもご意見をいただきました。
提言「民間建築工事の『4週8休を含む不稼働日を考慮した工期設定』の実現に向けて」については、「元請の視点のみならず、協力業者や作業員の立場も考えて提言を組み立てていくことも必要ではないか。」との意見や、「適正工期の実現にむけて発注者の理解と協力を得る為には、発注者サイドのメリットももう少し検討しなおしてみてはどうか。」とのアドバイスをいただきました。
このような、皆さんの貴重なご意見とアドバイスを今後の提言活動の参考としていきます。
本部役員のみなさん
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組合員が一丸になって時短推進活動を展開
執行部との意見交換会(2007.09.28)


丸彦渡辺建設職員組合の遠藤委員長をはじめとした執行部の方々4名と意見交換を行いました。
間近に向かえた統一土曜閉所運動に対する意見交換では、運動が協力業者にもかなり浸透しており、統一土曜閉所日に作業の予定をすると、「この作業所は休まないの?」と、逆に言われることもあり、最近では、月1回の土曜閉所であれば協力してくれるほど、協力業者の方々も意識が高まっているとの話がありました。また、道路協議等の関係で土日に作業できない作業所の技能労働者が、土日の連休に最初は不満を漏らしていたが、それに慣れてしまうと、土曜閉所に対する不満もあまり出なくなったとの事例も聞けました。
その他、組合独自の時短推進運動への取り組みとして、組合員から図柄を含んだ標語を募集し、そのポスターを全作業所に配布し掲示することで、組合員へ時短意識の高揚を図るという活動の紹介がありました。また日建協へは、図柄も併せた統一土曜閉所運動の標語の募集をしてもらうと、社内の作品がそのまま応募でき組合員の意識高揚に繋がるとの提案がありました。
このように日建協では加盟組合からの貴重な意見をいただき、より充実した統一土曜閉所運動を進めていきたいと思います。

18年度最優秀作品
井林政博氏作
本部役員のみなさん

Compass Vol.774 PDFはこちら(9.77MB)

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