ここまで、世界遺産に関する建造物を4つ紹介しました。どれも甲乙つけがたいものがあります。しかし、それ以上に「ものづくり」に携わる私が「未来に伝えたい」と思うのは、やはり自分が造った建造物です。そこで、最後に紹介するのは、私が30歳の時に監理技術者として、初めて地上に残る建築物として作った座生川排水樋門です。この現場で働いている時に結婚し、初めて自分が造った現場を自慢したたこともあり、私の中では「未来に伝えたい」世界遺産のトップです。
座生川排水樋門は千葉県野田市岩名にあり、付近は市街地化が進み、住宅が立ち並んでいます。近辺には清水公園があります。清水公園に行った帰りに寄り道して、私の世界遺産を見てみて下さい。
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