思いを結集し着実に実現していこう!
錢高組労働組合 |
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錢高組は明治20(1887年)に大阪の地で創業しました。特徴ある「錢高」の名は「銭形平次」の作者の目に留まり、その社名と社章をヒントにして作品が執筆されたとのことです。
最近は建築物件が増えていますが、「橋の錢高組」といわれた時期もあり、「東洋一の跳開橋」とうたわれた勝鬨橋をはじめ多くの物件を手がけてきました。大阪本社は淀屋橋と並ぶ大阪最大のビジネス街である本町にありますが、付近には靭(うつぼ)公園という緑豊かな公園もあり、都会のみなさんの憩いの場となっています。
● 設 立 : 1974年6月7日
● 組合員数 : 849名(2008年1月現在)
● 支 部 数:6支部
● 本部執行委員数:9名
● 本部執行委員会:月に1~2回 |
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2008.2取材
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組合として現在特に力を入れて取り組んでいる、また取り組みたいと考えている課題や目標があったら教えてください |
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今年度の取り組み方針を決める上で組合員の要望を集めたところ、賃金以外のことでは退職金や資格手当等の諸制度に対し関心が高いことがわかりました。会社と粘り強く協議して少しでも要求がかなうよう取り組んで行きたいと思っています。また異動時休暇等の時短活動にも注力したいと思っています。 |
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出口委員長 |
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組合員からの意見で、気になっていることはありますか? |
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最近組合員が減少してきて組合の財政が厳しさを増していますが、同時に組合員にとっても年収に占める組合費の割合が以前より高くなってしまっていることから、組合費を下げて欲しいという要望が出てきています。それに応えるべく現在、活動内容を含めた収支の見直しを行っています。まず手始めに本部事務所の賃料を下げることとし、つい先日賃料の安い事務所に移転しました。今後もあらゆる面から経費の削減に努め、何とか組合費を下げられるように取り組んでいきたいと思います。また一方では組合活動をより充実させることで、組合費を負担と感じさせないように努力していきたいと思います。 |
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組合執行部から、組合員に望むことはなんでしょうか? |
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アンケートの回収率が低く、結果を取りまとめて組合の総意とするためにはもう少し回収率を上げる必要があると感じています。会社に対して説得力のある材料とするためにも、組合員のみなさんにぜひ協力していただきたいと思います。 |
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吉田書記長 |
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他の加盟組合との交流を通じて他社の内情を知ることができます。当単組の現状と照らし合わせることで会社との交渉に役立てることができ、情報交換の場として非常に意義があると考えています。 |
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産業別労働組合として一単組では取り組めない、労働環境の向上までも含めた建設産業全体のイメージアップという点に重点を置いた活動を、これからも継続的にお願いしたいです。 |
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いつもお世話になっています。労働条件の向上という共通目標に向けてお互いに協力して頑張っていきましょう! |
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自分の職場は自分で変えるという強い気持ちで組合に提言して下さい。働きがいを共に実感できるよう、組合活動を盛り上げていきましょう! |
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最後に、どうしてもこれだけは言っておきたいということを何でもどうぞ! |
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先日、労使協議会の場で会社から「ミストラブルの絶無対策、社員の技術力向上、書類の見直し」等について意見を求められました。仕事場では上司・部下の立場で言いにくいことも、組合を通せば思い切って提言していけるのではないでしょうか。アンケート等の協力を含め組合活動への積極的な参加をお願いします。 |
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当日は、賃金交渉にむけて大詰めの協議に全国から役員のみなさんが集まられていました。会議の前に取材の時間を割いていただきましたが、熱っぽく語られる出口委員長からは、会社と協力しながらも組合員の意見を最大限反映し、労働条件の向上につなげていきたいという思いがひしひしと伝わってきました。
日建協の諸会議のほかにも在阪の加盟組合とは定期的に連絡会議を行っており、有意義な情報交換を行っているとのことでしたが、今後も日建協のネットワークをどんどん活用し、単組の活動に反映していただきたいと思います。お忙しい中ご協力ありがとうございました。 |
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