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夢に日付を入れよう! 〜変化を楽しもう〜
大和小田急建設労働組合
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大和小田急建設労働組合は、平成20年10月1日付で会社名が変更になったことに合わせ、労働組合名称もこれまでの「小田急建設労働組合」から『大和小田急建設労働組合』へと変更になりました。小田急建設労働組合の〝DNA〟はそのままに、新しい活動を積み重ねていくという考えのもと「OCU」に「D」をプラスして “DOCU”とし、取り巻く環境(円)とめざすべき目標(星)へ向けた活動の中で意見交換し、“輪”となって一人ひとりの幸せの実現を自らの手で創り出すという意味を込めた新シンボルマークのもと、大和小田急建設労働組合ならではの特長ある活動内容を語っていただきました。



● 設  立 : 1977年3月2日
● 組合員数 : 587名(2008年8月現在)
● 執行委員数:8名
● 執行委員会:毎週金曜日

2008.10 取材
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後列左より 
角田賃金政策部長、鈴木財務部長、
斉藤副執行委員長、香取賃金政策部次長
前列左より 
廣田副執行委員長、亀子執行委員長、
原書記長、藤本制度対策部次長

事務局 茂木さん

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 組合では会社に対し業務改善提案をされているそうですが、
 きっかけは何だったのでしょうか?
労使交渉をより有効なもの、建設的な意見交換にしたいという想いがキッカケです。会社側からは、業績や市場の動向といった数値的な背景を基にした意見と、組合員からの「頑張っているのに・・・」という想いが平行線になってしまい、閉塞感を生み出していたように感じていました。そこで、最前線で働く者の目線から「自らの賃金や働き方」をどうしたいのか? それを実現させるためには何をしなければいけないのか? というオルグを展開し、その中から「カタチ」に出来るものを見出し、業務改善提案として提案しました。オルグでは「改善鍋」という絵を用いて「みんながやりたいこと」「困っていること」を一つひとつ材料として、鍋に放り込んでいくイメージで、どうしたらそれは実現できるのか? という考えを鍋の中で煮込んでみるイメージとして共有する事から始めました。
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 業務改善提案に対する会社側の反応はいかがでしたでしょうか?
提案をすることによって今までの全てを否定されてしまうように受け取られた方が非常に多かった。そこで提案の仕方にも工夫をするようにしました。社内の中には良い制度とか仕組みとかたくさん埋もれています。それを「せっかく良いものがあるのだから、やりましょうよ。発掘しましょうよ。」という風に言い方を変えました。社内に埋まっている良いものにスポットライトを当て、それを引っ張り上げて、自分たちのやりたいこととセットにして提案するようにしたのです。そうすると「なるほど」という感じで会社側に聞いてもらえるようになった。受け入れやすさという点でこの工夫は良かったかなと思います。
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原書記長 
 労使協議で付箋紙を利用して交渉に取り組まれたとお聞きしましたが?
執行部としては
・ 多くの組合員の意見を聴きたい。
・ 組合員からも意見を出して欲しい。
・ 全ての人の意見をしっかりと伝えたい。
という想いから「見える化」をめざし、付箋紙を活用しています。
賃金交渉では、“賃金を上げたい人は「青」” “維持を希望する人は「黄」” “下げるべきという人は「赤」”というように想いを付箋紙で色分けし、それぞれコメントを書いてもらいました。
 組合として現在特に力を入れて取り組んでいる課題や目標を教えてください。
今冬は時短に本格的に取り組みたいと思っています。しかし、単に総労働時間の削減として捉えるのではなく、自分がやりたい仕事ってなんだろう? と考えるところまで踏み込んでいきたいと考えています。一人ひとりが「やりたいこと」と「やるべき業務」を近付けて『やりたいことが実現できる魅力ある会社』にしていきたい。「どうやったら楽しい仕事をできるのか」「いかに楽しい時間を過ごすのか」そのためには何が必要なのか、何が足りないのか、何をやらなければいけないのか、それをやるためには何が課題なのか、という意見交換を行い、更なる改善提案を行っていきます。
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亀子委員長 
執行部では伝え方や表現方法に工夫を凝らし「相手に思いを伝えるのにはどうすれば良いのか」という技術論もよく勉強されているようです。「執行部に入って自分の話し方が変わったのか、『言いたいことがよく伝わるようになった』とお客様から褒められました」と執行委員の方がおっしゃっていたのが印象的でした。取材にご協力いただいた執行部の皆さん、どうもありがとうございました。
Compass Vol.779 一括PDF(13.1MB)

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