加盟組合交流日誌 本文へジャンプ


 交流日誌アーカイヴ

イメージ
みんなで業務の改善を提案して会社を盛り上げよう!
組合員による業務改善についての小委員会
:於ハイアットリージェンシー東京(2008.8.29)


大和小田急建設労働組合(開催時は小田急建設労働組合)第33回定期大会において、活動方針の議案をより具体的に理解するために業務改善について検討する小委員会が実施されました。小委員会の第1部では「自社にとっての強みや弱みは何か」というテーマでブレーンストーミングが行われ、第2部では「自分達がやりたい、やらなければいけない業務に特化するために現状をどのように改善していくべきか」についての討論がなされました。
組合活動として「業務改善提案」に取り組むこととなったのは、一人ひとりが現状の業務を見つめなおし、無駄な仕事を無くしていくことを通じて「楽しくできる仕事」や「結果の伴った仕事」に注力できれば、モチベーションの向上と同時に業務の効率化が図れるものと考えたからです。また業務の効率化は生産性向上を通じて会社業績に寄与し、ひいては賃金水準の向上にもつながることから労使協働の取り組みの一つとして位置づけることもできます。
小委員会の実施方法については、参加した代議員がより活発に意見交換を出来るように、さらに組織の壁を超えて議論が出来るように、4グループに分けたディスカッション形式とするなどの工夫もありました。
本部執行部としては、今回、初めて行う会議形態だっただけにどういう結果になるのか全く見当がつかなかったそうですが、参加者からの発言が非常に多く、全員が参加意識を高めながら一つの方向に向かって邁進していることが感じられました。大和小田急建設労働組合は今後も「みんなで会社を盛り上げて、楽しく、効率よく働こう」をモットーに活動していくそうです。

出来上がったホワイトボード 小委員会の様子
イメージ
▲このページのトップへ
スペース
イメージ
日建協活動を身近に
横河労組勉強会:於横河工事札幌支店(2008.9.26)


横河労組では執行委員会の開催に合わせ、日建協活動を執行委員が身近に感じ、かつ組合員に対して説明できるようにしたいとの考えから日建協活動勉強会を開催しています。今回の参加者は町井委員長、宮崎書記長をはじめ執行委員11名でした。会では日建協の時短活動や提言活動について説明の後、活動に対する意見交換を行いました。
また、この機会に横河労組の時短推進活動について再考したいとのことから、時短推進活動トライシート※を用いて今年の時短活動について議論しました。横河労組では今年、「労使間協議で月80時間の時間外労働を年間6回以内とする取組みを行う。」と「統一土曜閉所で60%以上の閉所率を目指す。」の2つを具体的な数値を示した時短の目標として掲げています。その他に作業所異動時休暇の取得率アップについても重点として取り組みます。横河労組の特徴として実労働時間の把握については労使でしっかり行われており、労働時間の長い社員に対しては上司から指導をする取り組みをしています。あとはいかに労働時間の削減につなげるかが課題だとの意見が出ておりました。
 また当日は、札幌を拠点とする丸彦職組からも成田委員長、尾作書記長が参加し、加盟組合間でお互いの活動について情報交換がなされました。このような地方での勉強会の開催時には、ぜひ他の加盟組合とも交流を深めたいとの意見も出ました。
日建協では今後も加盟組合の会議での勉強会に参加、その組合の取り組みを伝えてまいります。

※時短推進活動トライシートとは、各加盟組合で時短目標を定め、その進行度合いをチェックし活用するためのツールです。


勉強会の様子  
イメージ
▲このページのトップへ
スペース
イメージ
今年度、日建協加盟組合のうち、飛島建設労働組合が組合発足40周年、名工建設職員組合が組合発足60周年の節目の年をそれぞれ迎えられ、日建協から青本議長が記念式典に参加しました。両加盟組合の今後ますますのご活躍を期待するとともに、飛島建設労働組合の浅野委員長と名工建設職員組合の山川委員長より節目の年にあたりメッセージを頂戴しましたので、ご紹介いたします。
イメージ
イメージ
:於 芝パークホテル (2008.8.22)

節目の年を迎えると、普段は意識しない組合の歴史や伝統、先人たちの労働組合に込めた熱意に思いをめぐらせます。そして我を振り返り、自問自答します。果たして私達は諸先輩の目指した方向を違えることなく活動を行なっているだろうか、私達はこの伝統をしっかりと後人たちに引き継ぐ事が出来るだろうか・・・
飛島労組は今年40周年を迎えましたが、日建協加盟組合の中でもまだまだ若い方だと思います。多くの組合が戦後の新憲法施行後間も無く設立されましたが、遅れる事20年余り、高度成長期の終わり間際に飛島労組は職員会からの発展という形で誕生しました。
それから40年、私達を取り巻く社会、労働環境は激変しました。これらの変化に合せ、労働組合の果たすべき役割も変化し続けています。生活水準が低かった時代の高度成長を続ける企業の下で、物質的待遇向上を求めて労使が争う構図は遠い過去のものとなり、円熟期を過ぎ、低成長下で、精神的充足を重視する時代も過ぎようとしています。衰退する一方の市場で、いかに会社を存続し発展させるかを労使で話し合わなければならない時代を迎えています。今後もその果たす役割は時代と共に変化し続けるでしょう。そしてその都度、労働組合の存在意義が問われていくことになります。その時に私達は道を見誤らないように、しっかりと目標を見据えて正しい判断を行なっていかなければなりません。
10年後、20年後にあの時は良くやったと振り返ってもらえれば無上の喜びです。

飛島建設労働組合
本部執行委員長 浅野 俊太郎


第41回定期大会の様子 飛島建設労働組合執行部 


:於 キャッスルプラザ (2008.8.30)

平成20年8月30日、組合本部、支部のOBの方々と増永社長をはじめとする会社幹部、そして来賓として日建協の青本議長、四鉄(※鉄建、東鉄、大鉄、名工の各職労組)の各委員長を迎え組合結成60周年記念式典を開催しました。60年という人間でいえば還暦という節目の時にこのような式典を開催できることに組合の歴史の重みを感じるとともに、この60年に渡りつないできたタスキをこの先70年、80年とつないでいけるよう執行部一同気持ちを引き締めなおしました。式典後、祝賀会を開催し60周年を記念して一新した組合ロゴと組合旗の披露を行いました。この新しいロゴは、組合の諸先輩方や我々を支えてくれる家族との強くあたたかい“きずな”をイメージしたデザインに、“これからもお互いに手と手を携えてどんな困難な時代も乗り越えていこう”という意味が込められています。会は終始和やかな雰囲気で進み、これから組合員やその家族、そして会社がますます繁栄し活発な組合活動ができるよう祈願し会が閉会しました。最後に式典に参加いただきました皆様、そして祝電等いただきました各単組の皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。

名工建設職員組合
執行委員長 山川 敦生


新組合旗の前で 青本議長、四鉄の委員長たちと
イメージ
Compass Vol.779 一括PDF(13.1MB)
次のページへ

●このページのトップへ ●Compassバックナンバーへ ●ホーム

無料アクセスカウンター

   Compass779