加盟組合の全組合員の皆様、新年明けましておめでとうございます。今年一年が皆様にとって、また、私たちの働く建設産業にとって良い年になることを心よりお祈りいたします。

激動の2009年も終わり、新たに2010年を迎えることになりました。昨年暮れからの政府の動きにより、今後の建設産業がどのようになるのか、また、自分の勤める会社のゆくえ、自分自身の賃金・雇用・働きすぎによる心身の健康など、不安は解消されるどころか増大する一方であると思います。このような時だからこそ、私たち日建協は、組合員の皆様の不安を少しでも解決できるように多方面に向かってアンテナを張り続けて行動し、情報を発信し続けたいと思います。

さて、今回は、以前から日建協活動の中心の一つとして進めております業界団体との協働活動にクローズアップをして、業界団体としての提言書の中に「日建協と協調して取り組む」とうたっていただいた「社団法人日本建設業団体連合会（日建連）」の福田雄一常務理事との対談を行い、現在の建設産業の状況及び今後の方向性や建設産業でのワーク・ライフ・バランスなど、いろいろなお話を伺いました。

暗い話ばかりだった2009年を楽しく働ける2010年に変えるためには何ができるのか。個人が持つ数々の不安を解消するには何ができるのか。対談の中で明確な答えは出ていませんが、この中から組合員一人ひとりが建設産業の変化を感じ取り、「よし、がんばろう」と思ってもらえれば幸いです。

大好きな建設産業をみんなで盛り上げ、未来に向かって楽しく働ける職場を創り上げましょう。