日建協の土木・建築アドバイザー会議を体感
日建協活動ディスカッション
於:東洋建設(株)津田沼研修所(2010.9.4)
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東洋職労組では、毎年、定期大会終了後に、全国から集まった大会代議員と組合執行部を対象に、日建協活動などを題材にしたセミナーを開催しています。今回は趣きを変え、『日建協活動ディスカッション』と題して、ディスカッション形式を取り入れた日建協活動の勉強会が行われました。
勉強会は二部構成で行われ、第一部では、日建協本部役員がパワーポイントを用いて、労働条件の向上にむけた日建協活動を中心に説明した後、参加者との意見交換が行われました。参加者からは「時短や休日取得に繋がる他社の事例を教えてほしい」「他社の年次有給休暇取得制度の有無を知りたい」といった意見もあり、他社の取組みに対する関心が高いように感じました。また、日建協の『時短アイデア大賞・図画コンクール』を紹介したところ、参加者も数々の時短アイディアに興味深く聞き入っており、なかでも、図画コンクールのこどもたちの図画の映像には、目頭を熱くしていた参加者も。こどもたちの「家族と休みの日にしたいこと」への想いが、参加者の心にも響いていたようです。
さらに第二部では、土木と建築の諸問題の解決にむけて日建協で行われている『アドバイザー会議』を体験するため、土木職と建築職に分かれて、『分科ディスカッション』が行われました。参加者のみなさんの仕事に、直接関わる話題であることもあって、会場中に意見が飛び交う熱い討論となり、日建協に対する期待の大きさが伺えました。
勉強会終了後には、東洋職労組の和田執行委員長から「ディスカッションをつうじて、みんなが日建協の活動を体感し、親近感を感じてくれたことが一番の成果だ」とのコメントをいただいており、もっと身近に日建協活動を感じることができるような勉強会を、今後も開催したいと思います。
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土木アドバイザー分科会
「海上工事では設計変更ガイドラインの認知度は低いように感じる。
工期設定の仕方にも問題があるように感じる。」
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建築アドバイザー分科会
「建築工事では休日条件は考慮されず、間に合わせているのが現状。
適正工期実現にむけて日建協には言い続けてほしい。」
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