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交流日誌目次

東洋建設職員労働組合  

交流日誌1 井上工業職員労働組合
2005年10月13日(木)

会社訪問の後、会社訪問に同席した12名の執行委員の皆さんと意見交換会を行いました。
まず会社訪問の感想から始まり、その後は特にテーマを設けず、日建協活動について、また組合活動全般について自由に討議しました。
時短活動に関しては、井上職労組がこれから力を入れて取り組みたいと考えている、現場異動時休暇について、他の加盟組合の制度化の状況や運用状況はどうなのか、といった質問がありました。
また建設産業は、夜間作業で徹夜しても、翌日中に書類提出のため役所へ出向かないといけない等、作業環境によっては変則的な対応を迫られることがあるが、現状では人員不足で交代勤務もままならない、といった意見が出されました。他にも当時の施工担当者が、竣工物件に対するアフター対応のために休日取得できない、作業所への技術支援部署の充実をはかってほしい等、時短にむけて適正な人員配置が必要だ、などの意見が出されました。
提言活動に関して、営業職の執行委員から、自分が接しているデベロッパーの契約内容、内覧会開催の状況について意見が述べられました。また、あらためて日建協の提言書に書かれている内容を意識して、発注側担当者と話してみたいとの感想がありました。
最後に、最近よく聞かれる「組合離れ」について話し合いました。井上職労組の執行部としても気にかけている問題で、どのようにすれば、組合員が組合活動に目をむけて積極的に参加してくれるのか、日々考えながら取り組んでいるとのことでした。レクレーション活動がきっかけでもよいので、組合活動にぜひ参加してほしいとの要望が出されました。(コンパス号外に掲載しています)
同じ会社の仲間と顔を合わせて、明るく元気を出して頑張っていきたいとの執行部の熱い思いが伝わってきました。


交流日誌2 東洋建設職員労働組合
2005年11月4日(金)

東洋建設職員労働組合の執行委員会(出席者21名)において、日建協活動に関する意見交換会が開催され、日建協本部から宮野議長他2名が参加しました。
「公共工事の無報酬業務」に関する提言活動については、業務多忙な現場の状況とその原因についての意見が多く出されました。発注者が現場から離れがちである現状に関して、「工事担当者の業務が現場の状況をあまり把握できず事務的になっているのではないか。」との声がありました。
また、発注者内部での連絡調整や意思疎通がうまくいかず施工に支障をきたしている事例や、依然として提出書類が多い事例など、今後の提言活動につながる報告がありました。
「民間分譲マンション工事における契約体質改善」の提言では、マンション購入者へのアフターサービスについて、「これまで日建協が個別デベロッパーにヒアリングしてきた内容と、現実の対応状況とに乖離があるのではないか」との指摘があり、今後確認していくよう要望する意見などがありました。
提言活動の他にホワイトカラーの働き方に関する自由討議なども行なわれ、東洋職労組の執行委員のみなさんが日頃感じている職場の実態をベースに、活発な意見は途切れることなく飛び交いました。当事者として産業が抱える課題を解決していこうとするみなさんの問題意識の高さと、日建協活動に対する期待の大きさを改めて感じることができました。
今回の意見交換会で得られたみなさんの熱い思いと意見を、今後の提言活動に活かしていきたいと思います。







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